民生委員です。
予定では今期いっぱい(来年まで)。
年間行事(わたしが「任務」と呼ぶもの)のすべてが「残り一回(来年まで)」になるのだと思うと、しんどいことまで愛おしく感じたりして。←だが、しんどいぞ。
9月には、「敬老」関係の任務があります。
これは、どの市町村にもあるのかな。
内容は市町村によって、いろいろみたいですが。
わが市では、決まった年齢の(住人さんがいらっしゃる)お宅を民生委員が訪問して市長からの「お祝い」をお渡しする方式です。
どの家に行ってもニコニコでお礼をいわれるので、この任務は、民生委員の中にも「好き」という方が多い気がします。
わたしも嫌いじゃない(暑くてしんどいけど)……のに、考えさせられる任務でもあり、その意味では「気が重い」です。
上記のように「決まった年齢」ですから、訪問先のお年寄りは全員「同い年」なんです。
「え、ご本人じゃないですよね?」
って、素でいいそうになるくらい若々しい方もあれば、ご家族が応対されて、「本人は(玄関まで)出てこられなくて」みたいなおうちもある……。
「町内(担当地区)」という小さなエリアのことながら、次々にお会いしていくと、その「違い」が衝撃的で。
子ども時代だって「同学年だけど学力・運動能力に差が」的なことがあるわけだし、大人になってからだって「同い年なら何でも横並びでおんなじ」なんてことはない……。
それはわかっているのですけれど。
詳しく書くことで守秘義務を破ることになりかねないので(民生委員にも法律があるんですよ)ここまでにします。
ただ、民生委員の「任務」に、自身や家族の未来について考えさせられる、というお話でした。