民生委員です。←「ヒロシです」みたいな
年度はじめの数か月間で、「独居高齢者宅の訪問調査」(意訳)をします。
そのような用事をまとめて、わたしは「任務」と呼んでおります(「仕事」と区別するため)。
今年で6年目(6回目)になるでしょうか。
最初の年は、わたしも「怪しい人」って感じだったのだと思います。
挨拶から何から、ぎこちなくて。
相手の警戒ぶりがこちらにも伝染して、なんかもう、いたたまれない感じに。
初めて伺うおうちでは、まだまだ警戒されます。
(コロナのせいで)訪問が夏になった年には、帽子にマスク(眼鏡も)のわたしが怪しすぎたのか、門前払いも経験しました。
IDを首からさげていても……こんなの、「怪しいセールス」の人だってさげてるもんね。
(今は無帽で出かけます。で、訪問先で日焼けを心配されたりする(^^ゞ)
年を追うごとに顔を覚えてくれる人も増え、おしゃべりできる相手も増えました。
まだまだ(わたしに)ぎこちなさはあるのですが、初対面の方がご自身のことをいろいろと(警戒せずに)お話ししてくださると、ホッとします。
(守秘義務違反にならないといいけど……最近うれしかったのは「硬い蓋を開けてくれる?」と頼まれたこと、です)←開けました。
わたしは電話をかけるのが、ちょー苦手です(今、相手のベルを鳴らしていいのかな? と思ってしまうから。友人どころか、実家にも電話しないくらい)。
リアルな訪問なんて、もってのほか。
自分に鞭打つように…というか、勢いで出かけていく感じです。
だいぶ話せるようになったとはいえ、よく知らない方と(ときには初対面の方と)対話するのって、かなり速く(当社比)頭をまわさなければなりません。
トラブルが何もなくても、帰宅後は疲れ果てていたり……
(ああ! チョコを食べる理由ができた、と思えばいいのか!)
引き受けなければよかった……と思うこともたまにあるけど、それも含めて、「ただの主婦」には経験できなかったのだし……。
まぁ、できることだけでもしておこう(それ以上のことはしません)。
今年は(この任務に対しては)コロナの影響が少なく、例年どおり4月に調査がはじまったのですが、4月は「出かける気にならない」程度には仕事が忙しくて。
時間がある日は、雨だったりして(4月は雨も多かったんです)。
5月に入って、やっと重い腰を上げたところです。
IDさげて、マスクもして、でも帽子はなしで。
暑くなる前に、今年度分の調査を終えたいものです。