(宮部みゆきさんの「レベル7」ではありませぬ)
仕事で東京に行くとき、たまに大江戸線に乗ります。
というか、乗れるように(ここ数年で)なりました。
十数年前、初めて乗ったときに、その「深さ」に驚いて、怖くて、以来極力避けていたのです(実際、ほとんど使う機会がなかったし)。
あとからできた路線が深くなるのはしかたないし、それで名古屋の桜通線も「一段深い」のですが、大江戸線はその非じゃないような気がする…。
大江戸線の飯田橋駅は、この路線の中でも使う率が高いのですが、たぶん、この駅がわたしをビビらせてると思うんですよね。
天井にへんてこなものが貼りついているし。
長らく、配線とか配管だと思い込んでいたのですが、最近「こんな(無駄な動きの)配管あるかい」と気づきまして。
だとしたら、何?
この緑のも怖いんですが、その先、ホームに続く通路がさらに怖い!
細い窓のようなものが等間隔に並んでいて、こうこうと明るいの!
昼間の光、と錯覚しそうな明るみなんです。
実際、わたしは毎回「昼間」と感じてしまい、「あ、ちゃうわ、ここ地下深いわ」と気づいて、そのたびに鳥肌が立ちそうになるという…。
だから、思い出すんです。
「レベルセブン」という、核戦争の話を。
これ、今は流通していないのかも。
だから、ウィキペディアをリンクしておきます。
核の時代、地下壕深くで働く青年の日記、みたいな内容です。
レベルセブンはいちばん深いから安全、みたいに言われていたけど、上のほうからだんだん放射能が…。
そんな話。
若いころ(今でもか)滅亡SFが好きで、自分も作中で、すでに二回ほど、滅ぼしております。