先日、意識して「作家っぽい時間」を作ってみました。
パソコンの前で原稿を書く時間……じゃないんです。
それなら、傍目にも「作家っぽく仕事しているふう」に見えると思います(ゲームしてるときと区別がつかないかもしれませんが)。
ここでいうのは「構想を練る」段階のこと。
わたし、「ながら族」なんです。
家事中にアイデアが降ってくるとか、アイデアをゲットしたくて歩く(ついでに買い出し)とか、スマホでゲームしているときも、改稿案を脳の片隅で探ってたり…。
それでいいんですが、
「一度、ただひたすら、じっとしたまま構想を練ってみよう、そういう日を作ろう」
と思いついて、試してみたのでした。
ね、「作家っぽい」でしょ?
むかしのドラマで見たような、原稿用紙(何も書いてない)を前に胡坐をかき、腕組みをする和服の……みたいな、アレです。
結果からいうと、ある程度「構想」はできました。
けど、「じっと」は無理だった(ちなみに、胡坐はかけません。和服も着ません、原稿用紙も使いません)。
その作家っぽい時間、わたしはただ、部屋の中をウロウロしました。
作家っぽいどころか、動物園のクマっぽい状態でした。
ホント、やってみてわかった。
動かなきゃダメだ。
さらに「ながら族」じゃないと、ダメだ。
ただ動くだけ(檻の中ウロウロ)では、どうしても「時間の無駄」な気がしてしまう。
構想が浮かんだとしても。
貧乏性。
たぶん、重症です。
今だって、「どうせウロウロするなら、クイックルワイパーのシートを足の裏につけとけばよかったな」とか思ってるもんね。
それでも、とりあえず浮かんだわけなので、そして、ようやく涼しくなってきたので、プロットをまとめるための資料探しに、図書館通いとかしたいと思います。
もちろん、ママチャリ漕ぎ「ながら」、さらに構想を練るわけですよ。
(たまに、「あれ、いつの間にここまで来たんだっけ?」ってなるから、気をつけないと。信号はちゃんと見ている=従ってるんですけどね、からだが勝手に)