9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

カンダタ。

昨夜、夫がいうのです。

「暗い中(わたしが寝る部屋の)窓を閉めようとしたら、指に虫が止まった。払おうとしたけど、そのまま部屋に入ったかも」

 

なぬ!?

 

ふたりでしばらく捜索したけど、行方不明。

そもそも、どんな虫かも不明。

サイズ的には、コガネムシかハチか、というくらいだったようですが、ハチなら羽音がするはず…。

明かりをつけても飛んでこない、壁に止まってもいない……ホント、謎です。

寝てる間に、ごそごそブンブンした形跡もなし(熟睡してたのかな)。

 

音を立てない子なのか?

そう考えて、思い出したので……以下、その話。

数日前の朝のことです。

 

*******(回想シーン)

 

嫁ぎ先のお風呂はアルミの「引き戸」です。

そのレールのあいだに、蜘蛛が迷い込んでいました。

仲間、あるいは個体差かもしれないけど、しょっちゅう遭うハエトリグモとは違って、サイズは似てるけど、美脚な感じの子です。

 

これから風呂掃除。

水がかかったら動けないし、下手すると死ぬのでは?

レールのあいだから出ておいで。

(でも、手でつまみたくない)

 

というわけで、そばにあったぞうきんと「中身を空っぽにしたばかりのごみ箱」を使いました。

ぞうきんの先で、蜘蛛をゴミ箱に誘導するのです。

(よくよく考えると、ぞうきんとゴミ箱って、失礼だよね、ごめんよ)

 

うまく入ったので、あとはゴミ箱を抱えてダッシュ…(ラグビー的な?)。

庭に放ちました。

 

わあ、カンダタみたい!

と思ってしまった。

お釈迦さま、もしものときは蜘蛛の糸をよろしく。

そんな気分になりました(彼はJAFじゃないんだけども)。

 

*******(回想ココマデ)

 

昨夜、入ってきた(戻ってきた?)のは、その子、または同じようなタイプの虫なのでは?

夫は「6本足だった気がする」といっていますが、目視したわけじゃないし(だから「何」なのかわからないわけで)。

 

戻ってきてもいいんだけど、なんでだろ?

クレーム? やっぱり、ゴミ箱が不満だったのかしら。

ちなみに、お風呂場以外で捕獲するときは、紙コップと、そこら辺にある紙を使っています。←パカッとかぶせる、パッと紙で口をふさぐ、窓へ走るという手順

 

(これを読んだら、頭文字Gのみなさんとか蚊のみなさんとか、怒るだろうなぁ。なぜ、おれたちは問答無用で命を狙われるのか…って。ごめんよ)

 

ところで。

いつか蜘蛛の糸が垂らされて、それをのぼるときは、あとからほかのみんながのぼってきても、絶対に蹴落とさないこと。

みんなで極楽にたどり着いて、「いい人」になるのです。

めでたしめでたし。