個人的、局地的な話なので、ごらんになる方には不親切。
スルー推奨です、ごめんなさい。
今月の短編、書きあげるのにものすごく（当社比）苦労しています。
上京が多くて時間がなかった、的なことではないのです（時間的な問題もなくはないけど、そこじゃない）。
現在進行形で作業中ですが、頭を冷やすために、そして今後のために、
「完成までに時間がかかった原因」
を整理しておきます（普段あまり使わないけど「締切」という語も使います）。
「1」構成のミス……
時系列で書かないと回想シーンが複数（2段階）になってしまうことを、書いてみるまで気にしていなかった。
全体の4割が回想、みたいになったらあかんやろ。
気づいてすぐ、冒頭から書き直し。
「2」コンセプト設定の甘さ……
さらっと書いて「オチ」がつく。そんな、笑える話にするつもりだったのに（そういうタイプの話にすることもあります）どうがんばっても、登場人物の誰ひとりそのオチを口にできない……。
「これ、笑える話じゃないわ」と、そこで気づく（遅い）。
やり直し。
「3」キャラ設定のカンチガイ……
実は今回、別のシリーズの外伝的に、脇役としてシリーズキャラを登場させる予定でした（一応、そうなってはいます）。
でも、彼を彼らしく動かすと、主人公が動けない。
えー、イケると思ったのにー。
迷った末、彼のキャラを多少ブレさせました。具体的にはセリフ回しを変えたのです（だから「一応」としかいえません）。
「4」着地点がなかった！……
2～3ゆえに当然といえば当然なのでしょうが、「結局（キャラたちが）どうなればこの話は終わるの？」というのが締切前日まで見えない恐怖。←自分のせいだけど！
「1」はともかく、2～4は締切前日に考え直すことになりました。
「3」の問題は今回限りとはいえ、「4」はたまにやらかしてきたなぁ、なんて、改めてふりかえって、もう、反省しかありません。
（順調なばかりではなかったとしても、初稿ができるのが締切前夜だなんて、34回目にして初めてではないでしょうか？）
今月から締切が一週間早くなるのがわかっていたのに、「大まかなプロットはできてるし～大丈夫～～」と思ってた面もあるなぁ。
大まかすぎて「ないも同然」だったよ。
細部を練り直して（いわゆる推敲ですね）無事に送りだせたら、すぐに、即座に、間髪を入れずに、来月の準備をはじめなさいよ！
