わたしは普段、テレビを見ません。
特に主義主張があるわけではなくて、自分がいつもいる部屋にテレビがないから、自然とそうなりました。
それで、何年もテレビドラマも見ていなくて、その間にどんどん新しい人気俳優さんが増えていたわけですが…。
数年前、何のきっかけだか、ドラマを見るようになりました。
映画(邦画)は見ていたので、そこで知った俳優さんの出るものなどを。
ほとんどはパソコンで…いわゆる「見逃し配信」で見ます。
テレビのそばまで行くのが面倒なので、録画はしません(夫の録画予約とかち合うこともあるし。うちのは、一度に1番組しか撮れないので)。
……あ、話が長くなりそう。ここで巻きを入れよう、くるくる……
一度、1クールで4本のドラマを見ていたことがあって、時間を取られすぎて反省したので、今は2本に抑えています(ひとつも見ないクールもけっこうあります)。
今期は久しぶりに2本。
「グランメゾン東京」と「おっさんずラブin the sky」を。
今回は前者の話。
三ツ星を目指すフレンチの料理人の話ね。
わたし、キムタクが好きなんです。
すごいファンとか、詳しいとかじゃないけど。
(連続ドラマも、HERO=北川景子さんがレギュラーのほうと、参考資料にレンタルしたCHANGEしか見てないと思う)
彼のこと、わたしは「スターだ」と思っていて、今期はなんとなく彼のドラマが見たかったのです。
フランス料理に興味があるとかでも何でもなく、「キムタクだから」。
でも、迷った。
共演するほかの俳優さんをほとんど知らないし(顔がわかる、名前は知ってる程度)。
っていうか、番組PRに使われる写真(これもアー写と呼ぶのかしら?)を見ても、興味が湧かない感じで。
そのとき、思い出したのです。
「おっさんずラブ」(昨年のドラマのほう)のことを。
わたし、田中圭さんも吉田鋼太郎さんもそれまで、存在さえ知らなかった(林遣都くんはかろうじて映画版「闇金ウシジマくん」で見たことがあった)。
なのに、何気なく第一話の配信を見たらハマった……というか、俳優さんたちがみんな素敵だと思ったのです。
(内容に感嘆するのは、そのあと)
それが知らない俳優さんの場合、おすまししたアー写からその魅力を「予想」することは、わたしにはできないんだね?
動いてるところ(実際のドラマ)を見たら、全然違う気持ちになるんじゃない?
というわけで、「グランメゾン東京」です。
やっぱりだよ。出演する俳優さんたちが素敵だよ。
っていうか、みんなかわいいよ。
鈴木京香さんってこんなにかわいかったのかとか、及川光博さんのかわいさはありえん! とか。
(「かわいい」しかいえない、この語彙力)
かわいさについて叫びだすとキリがないから省きますが。
なんていうか……「ほら、やっぱりアー写じゃわからないよ」ということを自分に確認した「グランメゾン東京」なのです。
まぁ、わたしの心なんぞやすやすと手玉にとれちゃうくらい、第一線の俳優さんたちの演技力(ご自身の魅力)がすごい、ってことなんでしょうけど。
ストーリーはわかりやすいです。昭和っぽいです。
なんか、トウシューズに画鋲を入れそうな展開だ、と思っていたら、とあるシーンで本当に画鋲が使われて、笑ってしまいました。イカす!