夫が、とあるきっかけで月刊誌の1ページに載ることになったそうです。
編集部から「webで」取材されるそうで、わたしのsurfaceを使うことに。
カメラとマイクがあるPCは今、これだけだからです。
(それは専門誌で、「公募ガイド」でいえば「受賞のコトバ」みたいなものらしいです)
「なったそうです」「らしいです」なのは、内容がわたしにはわからないからですが、月刊誌の作られ方に関しては、わたしのほうがちょっとだけわかってると思うの。
夫の驚きポイントのひとつは、これ。
「掲載予定は9月号なのに、もう(6月のうちに)取材があるのか。早いな」
いやいやいや、とわたしはいった(素で、そういった)。
「発売日が毎月何日かは知らないけど、9月号ってことは8月に店頭に並ぶんだから、大雑把にいえば作るのは7月。だから6月に原稿を揃えるのはフツー。早くないんだよ」
(たとえば某誌は10月号の締切が7月末です)←焦ってるわたし。
夫の反応からして、9月号は9月に出ると思っていたようす。
あー、しょっちゅう欲しい本を買い逃している理由がわかった気がするわ…。
(わたしのように)月刊誌に原稿を書く機会がなくっても、雑誌くらい買ったことあると思うんだけどな…「○月号」ってなってたら、ひとつ前の月に買えることに気づいてなかったのかな…。
と、半ばあきれつつ。
「知ってる人にとってはあたりまえなことも、知らない人には『不思議』なのだな」
そんな反省もしました。
わたし、添削講評の仕事で、そういうところを疎かにしていないかな?
創作の初心者の方に、いきなり専門用語的なものをズバズバ撃ちだしたりしてないかな?
ズバズバ撃たないとしても、「そんなの当然じゃん」的な気分がにじむ、雑な説明になっていないかな?
たまにふりかえってみないといけないことです。
平気で(自分の分野の)専門用語を繰りだしてくる夫にも、ちょっとは反省してもらいたいですけども。