昨年4月から今年の3月まで(3月はわたしの担当回がなかったけど)続いた、第69期、70期の創作教室(日本児童文学者協会主催)。
一年間に受講生のみなさんからお預かりした原稿や講評メモを適切に処分させていただきました。
他人(わたしです)が保存しつづけていいものではない、と思っているからです。
69期の原稿はなつかしく思いながら。
70期の原稿は「まだちょっと手放すのは早いかな?」と悩みながら。
教室に提出する原稿は「結果的に下書き」です。
提出する時点で全力を出しきったものも、合評を受けたあとはさらに磨かれ、進化しているはず。
だから、「結果的に下書き」なのです。
作者自身にとっても破棄していくものだし、まして、他人の手元にあっては……。
と、わたしは思っているので、ダダダダバリバリ、とシュレッドしたのですが。
「いや、あの原稿については、もっと意見が聞きたかったんだよ!」
というときは、遠慮なくご連絡ください。
教室で拝見した作品とは、近い未来に、「活字になって」再会したいです。
いろいろと暮らしにくい状況かと思いますが、みなさんが書き続けていることを願っています。
各団体のパーティーも中止になり、編集者さんと知り合う機会がそのぶん減ってしまったけど……各コンクール(新人賞)は存続しています。
挑戦してくださいね。
(久々に「おせっかい」カテゴリーにふさわしい話題だわ……)