競馬シリーズ(ディック・フランシス)ふうのタイトルをつけてみた(意味はありません)。
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二夜連続で「遅刻する夢」を見た……。
どちらもまったく違う人物なのに、夢の中では「わたし」だった……。
一夜目のわたしは、女子高生だった。
いま思うとアニメ的というか、二次元的な夢だったのかも。
講談社のYA! ENTERTAINMENTで「Hシリーズ」と呼ばれる作品を書いたことがあり、その主人公のひとりみたいなビジュアルの女の子だった……「わたし」が。
その世界では弟がいて、内容は覚えていないけれど、何か話をして、遅刻しそうだからと通学カバンに荷物(教科書?)を詰めているところで目が覚めた。
二夜目のわたしは狭いアパートに若々しい母親(実母とは似ても似つかない)と暮らすハタチ前くらいの娘(わたし自身ではない)だった。
朝帰りしたらしき母親と(ちゃぶ台で)朝食中のわたしが会話している場面があって、わたしがふとドアの外に顔を出すと、同級生たちが廊下をぞろぞろ歩いていって、自分が遅刻しかけていることを知る……。
部屋に戻って、
「お母さん、あと15分で学校がはじまる」
と隣の部屋へのドアを開けると、そこは浴室で、泡まみれの裸身が…(ナイスバディだった)。
母親に声をかけたわたしは、通学用のトートバッグの中身を点検する。
要らないものがいっぱい紛れ込んでいる……誰が見ても要らないとわかるものばかりだ……商品を取りだした後の空っぽのパッケージとか。
バッグの中の半分が、そんな感じ。
浴室から戻ってきた母親が、それを見る。
「あたしも、あれ、捨てといてあげたよ」
「ありがとう」
なんて会話をするうちに、目が覚めた。
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説明が長くなってしまった……すみません。
二夜とも、設定が違っていた。
めずらしく、わたしが夢の中で「わたし」と認識している人物が、わたし自身とは似ても似つかない別人だった。
「家族」も、現実とは違っていた。
わたしには弟がいないし、どう見ても20代みたいな「ぽん、きゅっ、ぽん」の女性と暮らしたこともない。
なのに、「このままじゃ学校に遅れる!」と焦る点だけが共通……。
いったい、わたしに何が起こっている(これから起こる)のでしょうか?
ドキドキするわ……