先日(久しぶりに)同業のお友だちと話をしたせいか、
「作品がボツになる夢」
を見ました。
会議で「弊社では出せません」となった、と担当編集者さんからいわれてしまう、という夢です。
作品自体に心当たりはありませんけれども。←わたしは何を書いたのか
断片しか記憶に残っていないのですが、目覚めたときに抱いていた印象から推理すると、その夢のテーマ(?)は、
「なぜ、きみは書かないのか」
かな。
このところずっと、「書かない理由」を探しているようなところがあるんです。
それは自覚しているんです。
「書きたいものはいくつもある」と言いながら(書きかけのもあるのに)手は動いてなかったりする…。
湿気のせい、猛暑のせい、夜更かしはしたくない、エアコンのある部屋にsurfaceを移動するのが面倒、surfaceに入れたエディタの設定を整えていない……
その都度、「理由」も浮かぶんです。
ぽこぽこと「理由」を生みだす沼のようなものが、わたしの中にあるみたい。
昔は澄んだ池だったかもしれないけれど、この数年で徐々に何かが溜まってしまった…そんな気がします。
この沼自体をどうにかしないと、これからも、晴天だから、運動不足だから、眠いからなどなど、無数に繰りだしてきそうです。
池の水を抜くというTV番組を見たことがあるけど、わたしも、この沼を浚ってみる必要がある……かな?
いっちょ、がんばってみるか。
現時点では、お預かり中の添削課題が多めだから、という「理由」が口から出そう。
まず、そちらをドカドカバリバリ(なぜこの擬音?)こなしていきます。
「理由」がひとつ減るもんね。
あと、surfaceでは書きにくいという「理由」を作れないように、こちらのエディタの環境も整えよう。
夢は、それまで伴走してくれた編集者さんに「この作品、他社で生かして」と励まされて終わりました。
だから。
たぶん。
まだ終わりじゃないんですよ。