きっかけをまったく思い出せないのですが、ブラウニーを焼きたくなったので実行しました。
わたしが焼くのは、小林カツ代さんのレシピによるブラウニーです。
わが家でいちばんボロボロ(綴じ目がはずれかけている)の料理本は小林さんの焼き菓子の本なのです。
ほんと、いろいろ焼いたわ、かつては。
なのに、久しぶりにレシピを見て、使う砂糖が170グラムというのに目を疑ってしまった…。
砂糖はケーキに重要な役割を果たしているしなぁ、でも、どうせココア色なんだからメイラード反応(大雑把にいえば「焼き色」がつくことです)はどうでもいいんじゃないかな、などなど。
迷った末、久々の再会なんだからレシピどおりに作ってみようと思ったら……
甘かった。
本場の(?)ブラウニーよりずっと甘さを控えているはずのレシピでも甘かった。
というか、「甘み」をやたら感じる、というべきかも?
わたしの舌が変わったのかなぁ。
「甘いものが苦手」なわけじゃないのに。
そういえば、このところずっと焼いていたフラップジャック(別の方のレシピです)さえ、レシピどおりだと甘くて、砂糖を3分の2に減らしていました。
それでもしっかり甘く感じるし。
次回があるなら、このブラウニーも砂糖をちょっと減らしていいかな。
これは、1994年の本。
20世紀のレシピだからな。
小林さんがご存命なら、21世紀、レシピは変わっていたのかもね。
そうそう、レシピどおりに、とかいっちゃったけど、昔はまじめに(?)製菓用のナッツを買っていたわたしもすっかり横着になって、素炒り無塩のミックスナッツからクルミとカシューナッツを抜く、という方法でゲットしました。
(そしてアーモンドが残った…)
21世紀のわたしは、ずぼら度が増しています。