朝、リサイクルに出す紙類をまとめていたら、いつのまにか指先を切っていました。
紙で切った傷って、気づいてからのほうが痛いのですね。
指先のべたべたを不審に思って確認するまで(となりの指まで赤かった)痛くもなんともなかったのです。
夕方、zoom読書会の最中に何気なくくちびるに触り、荒れてるなぁと思うまもなく、つい、皮をめくってしまいました。
まさかの、赤いくちびる……
お見苦しい状態で失礼いたしました。
ポケットにハンカチが入っていてよかった。
それぞれ大した量じゃないのですが、一日に二度も出血するなんて、
「瀉血か!?」
と、セルフツッコミをしてしまうわたしなのでした。
で、ここからは思い出語り。
20代のはじめ、初めて新人賞に少女小説を応募して、結果発表が載る雑誌の発売日、書店に行く前に献血しました。
書店は駅ビルの上のほうにあって、そのビルの前に献血車が来ていたのでした。
あまりにもドキドキしていたので、血を抜かずにいられなかったのです(?)。
ちなみに蒲田です。
「蒲田に?(献血車が?)」って感じです。
「シン・ゴジラ」を観てない人はごめんなさい。
当時は、受賞していたら雑誌の発売よりうんと前に本人に連絡が来ているなんて知りもしなくて、
「受賞していたらどうしよう」
って、心臓が弾けそうになっていたわたし。
アホやん。
アホですが、最終選考の6作に残ってて。
驚きました(血を抜いといてよかった…と思うレベルで)。
そのビギナーズラックからデビューまでに約17年の歳月が流れるとは、そのときは知る由もなかったのでした…。