わたしは童話賞に応募するために童話を書きはじめましたし、通信講座を受けてみた以外は独学といってよかったので、この世に(←大げさ)童話のサークルや同人誌があると知ったのは、デビューしてからでした。
そしてまもなく、「あると知った」ではなく「いくつもあると知った」のでした。
それが約20年前なわけですが、当時「あるんだ」と驚いたサークル(まとめてそう呼んでしまいます、すみません)は今でも続いていて、歴史を重ねています。
「あるんだ」の当時は驚いただけですが、約20年たった今は、
「あって、うらやましい」
という感覚です。
「あるんだ」と知っても、わたし自身は、そういうところに入ろうと思ったことがない(いくつか誘われたけど断っている)のです。
こういうことには「合う・合わない」があると思っているから…わたし自身には「合わない」、つまり「できない」と思っているからです。
それは今でも同じ(もう誰も誘ってくれないから、断る機会もないですが)。
わたしの「うらやましい」は、アーティストやアスリートを見て「あんなふうにできるなんて、いいなぁ」と思うようなものなんでしょうか。
今年初めて意識した「うらやましい」なので、自分でもうまく整理がつかないのですが。
あれこれ理屈を考えなくても、いいのかな。
20年も30年も40年も「創作仲間」を持ち続けられるって…すばらしいことだもん。
どのサークルも末永く、楽しく、活動が続きますように。
またお会いできますように。
先週と今週、同じようなことを思い、同じような気持ちで帰ってきました。
おみやげはさっさといただいてしまい、思いついて写真を撮れたのはこれだけでした(ごめんなさい)。
みなさん、ありがとうございました。ごちそうさまでした。