はじめたきっかけは忘れてしまったけど、1996年から「10年日記」をつけていました。
その途中(2000年末)にデビューして、ネットも開通し、ホームページ上で日記を書くようになったせいか、終盤はほとんどひと言しか書いていなかったりするのですが……。
「10年日記」や「5年日記」……ご存じの方も多いと思います。
「10年日記」は1ページが10分割されているので、一日当たりのスペースは小さいのです。
主なできごと、読んだ本、観た映画のタイトルがメモしてある程度なのですが、その日に取り組んだ童話のタイトルも書いてありました。
なんとなく覚えているタイトルもあれば、「こんなの書いたっけ?」というものもあり、そのほとんどはデータが残っていません。
応募のために童話を書いていたのはワープロの時代。
すでに当時のフロッピーは処分済みです。
ごく一部(公募時代の終盤のものだけ)コンバーターソフトでテキストファイル化してパソコンでも読めるようになっていますが……。
書きはじめたころの作品は、内容を残しているとしても紙だし、下書きは感熱紙だったりするし……もう、再会することはないんじゃないかな、と思います。
ほんと、入賞した作品でさえ、見つかりそうにないものがありますもん……
でも、これは余談。
何年ぶりかでその日記帳をめくった、その目的は「娘の感染症の記録」の捜索です。
予防接種の記録は母子手帳にあるのですが、水疱瘡やおたふくのことは何歳のいつ頃なのか記憶していなくて……日記でなら見つかるかもと思った次第。
そして、どうにか発見しました。
おたふくなんて、「幼稚園のときでしょ」といっていたのに、調べたら小学生になってからで……母の記憶の頼りなさが笑えました。
(職場でそういうことを聞かれたらしいです、どこでも同じ? 医療関係だから?)
めくりながら何度も見つけて驚いたのが「(長女または次女に)蹴られて起きてしまって寝不足」みたいな記述と、わたし自身の体調不良……。
もう何年も風邪らしい風邪をひいていないのになー。
「〇〇は風邪をひかない」といわれているから、〇〇度が上がってきたのかもしれませんけれども。
当時は娘たちもよく熱を出したりしていたので(幼児あるある)わたしも「風邪をもらう」ことが多かったのでしょう。
この「10年日記」を書き終えた後、「これからは短く刻もう」と思って「5年日記」をはじめたのですが、その頃はもう完全に「ネットばかり」になってしまって、三日坊主といいますか、1年ももたずに挫折した記憶があります。
その後、ホームページにびっしりと日記を(公開で)書く時代が続き、自分のためだけにパソコン内に書く時代がきて(現在)、「10年日記」のころのように、添削〇件とか読んだ本のタイトルとかばかりの、簡素な記録を続けています。
マイナスな感情に関すること(怒ったとか悲しいとか人の悪口とか)は書かず(これは心に書き留めるor刻みつける)万一、人に読まれてもあまり困らない(気まずくない)ようにしています。
日記というより「業務日誌」みたいです。