9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

どうしたんでせうね?

母さん、わたしのあのエコバッグ、どうしたんでせうね?

ええ、スーパーで、野菜売り場から豆腐の棚へいくころには

カートに引っ掛けていた、あの黄色い袋ですよ。

 

母さん、あれは雑誌の付録でしたよ。

わたし、気づいて、ちょっとくやしかった。

だって、買ったのは付録めあてだったもんだから。

 

・・・・・

 

何かをなくすたび、「ママー、ドゥユーリメンバー♪」と歌ってしまうわたしは、昭和の子。

人間の証明」は映画でしか知らないけれど。

この映画のキャッチフレーズは、しっかりしみこんでいるのです。

いま見ると、亡くなってしまった俳優さんのオンパレードという感じで……大いなる時の流れにせつなくなります。

 

愛用のエコバッグをなくしたのは、前掲の詩(?)のとおり。

家族と買い出しに行って、そのとき複数のエコバッグを持っていて、使わなかったほうを落としてきたらしいのです(家に着いたらどこにもなかった…)。

 

なくしたことが残念なのも詩(?)のとおりですが、元の詩と違って、どこでどう落としたのかわからないこと(自分のぼんやりぶり)のほうが、ショックかも……。

 

・・・

 

「ぼくの帽子」というタイトルらしい(←表記等、違うかも)西條八十の詩は、以下のとおりです(全体はもっと長いです)。

 

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?

ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、

谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

 

母さん、あれは好きな帽子でしたよ、

僕はあのときずいぶんくやしかった、

だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

(略)