庭に、今年もネジバナが咲きました。
たぶん植えたんじゃなく、どこかから勝手に来た種(?)のおかげだと思うのだけど。
初めてネジバナを見たのは、20代だったと思います。
(一応都会っ子だったので、道端にスミレが咲く、みたいな情景も20代で愛知に定住するようになってから目にするようになりました)
見て、驚きました。
だって、ねじれてるんだもの。←素直な感想
突然変異的なものかと……(不安になった、といってもいいかも)。
母があたりまえのように「ネジバナ」という名を教えてくれて、そんなにポピュラーなの? と驚いたりも。
そのころのわたしは、詩を書くのが好きだったので、ネジバナの詩も書いた気がします。
内容は思い出せないけど、たぶん、蝶々が螺旋階段をのぼる、とか何とか、そういうことを書いたんじゃないかな。
調べてみると、ネジバナの別名はモジズリ。
当時書いていた(知ってる人しか知らない)SFシリーズで、惑星名か宇宙船名か忘れたけど、「モジズリ」を使ったと思う……たぶん……。
記憶力はハンパなわたしですが、ネジバナは好きです、未だに。
(もうひとつ、思い入れのある季節の花はタマスダレなんだけど、これについては、いつかその季節に)