9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

ピーピーピーとジージージー

すべての家庭用のfax付き電話がそうではないのかもしれませんが、うちの機械はfaxが届いたら普通に呼び出し音が鳴り、受話器を取ると、

「ピーピーピー。faxを受信します」

と、発信音とアナウンスが流れて切れます。

 

先日、同居する夫の母の電話(うちには2回線、2組の固定電話があるのです)の呼び出し音が鳴り、受けた彼女が戸惑い顔で子機を持ってきました。

「なんか、ジージーって言ってるだけなんだけど」

って。

 

「義母は耳が遠い」という話は、以前書いたと思います。

たまに、電話の相手の声が聞き取りにくいこともあるみたいです。

それで、わたしが電話に出たりするのですが……その「ジージー」って何だろうと思いながら受け取ってみると、聞こえてくるのは、

「ピーピーピー」

だったのでした。

「これ、faxですよ!」

と、思わず言ったのですが……。

(ちなみに義母の電話にはfax機能はついていません、先方でエラーが出たことでしょう)

 

わたしの耳には「ピーピーピー」。

でも義母が聞くと、この音は「ジージージー」なんだ……。

 

彼女の「耳の聞こえなさ」が説明されることはあるのですが、初めて、その一端が理解できたような気がします。

お互いが似た感性で擬音語を使っている、という前提ですけれども。

(コケコッコーがクックドゥードゥルドゥーに聞こえる人とは、成り立たないと思う)

 

そういえば、聴力が衰えた方は(義母も)高い音は聞こえにくいのだっていわれたかなぁ。

わたしにとっては甲高い音、その中の周波数の低い成分(?)だけが届くのでしょうか。

 

わたしがドスの利いた声を発する嫁になれば、「聞こえない」「通じない」のストレスが軽減するのかもしれません。

(わたし個人のストレスが増しそうな気もしますが)