2001年9月の日記を読み返していたら、なつかしくなったのでコピペ。
この月の日記を読み返したのは「9.11」のとき何を書いたかな? って思ったからです。
でも、ざっと読んでいたら、ほかの日の日記のほうがおもしろかった……
「うわ、青い!」
と思うようなことを書いている日もあったり(「青い」っていっても、当時すでにイヤになるほどオトナだったわけですが)。
以下、青くないけどなつかしいほうのコピペです。
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今日、勇気ある行動に出た。
「わたし、今月、仕事で上京してきます」
と、義母にいったのだ。
笑わないでください。
表彰式でもそうだったけど、この瞬間がいちばん勇気とエネルギーを使う。
娘たちがもう少し大きくなれば、それもなくなると思うけれど。
まだ、大人の家族の協力が不可欠…。
それに、今は「表彰される」わけじゃなく、ただただ自分のためだけに行くのだから、よけいに言い出しにくい。
もっとも、まだ日程が決まらないし、本当に行けるかどうかもわからないけど。
「何日?」
と聞かれたので、
「出版社の方のスケジュールにもよるから、まだ決まらないんですよ」(大うそ)
と、答えておく。
子供たちの予定、義母の予定も確認しないといけないし、主婦の営業出張って、なんか不便だ。しかたないかな。ちゃんと収入に結びつくわけじゃないし。とにかく「宣言」だけしたという感じ。
それに、自分で日程を組めるとなると、生理の重いときはいやだなぁとか考えてしまうし、朝中のゲラが来る日もはずさねばというのもある。生協も休もうかしらとか、いろいろ考えていくと、「行く日」がなくなりそうだ。
自分で自分(のスケジュール)を管理するって、たいへん。
普段、人(家族や自治体や学校)が作る「わたしの予定」にふりまわされて、それがちょっぴりいやなこともあるけれど、逆にそれが「楽」ってこともあるんだな。
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2001年……「宇宙の旅」もたいへんそうだったけど、子どもを置いての主婦の旅も、それなりにたいへんだったわけです。
日記自体は過去のことだけど、今でも似たようなこと、考えてるなぁ。
誰か(何か)のせいにできるほうが楽……っていうか、自分でコントロールするって、案外しんどい……。
そんなわたしには絶対に、起業とか向かないよね。←その予定はない。
(日記の中の「朝中のゲラ」というのは当時あった「朝日中学生ウィークリー」の連載小説のゲラです。週に一回載るからゲラも週一回だったのだと思います。FAXで届いていたころです。今ならPDFだよね、たぶん)