Googleのキーボード、Gboard。
これ、エスペラントのアルファベットのキーボードが選択できます。
日本語、英語との切り替えもワンタッチ。
これまで別の無料アプリを使っていたのだけど、圧倒的にこちらのほうが便利なのです。
日本語入力と同じように、予測変換で候補も出してくれるしね……と思っていたのだけど。
その機能は多彩すぎて、わたし(中級を目指す初心者)には大迷惑なのでした……。
先に言ってしまえば、それらの機能を調べずにデフォルトで使っていたわたしにも落ち度がある。
ただ、日本語の入力なら、変換候補は出てきても「勝手に変える」ことはないので、2か月くらい気づけなかったのです、書き換えられていることに。
気づいたのは、スペルを打って確定したはずの単語が目の前で違うものに変わったとき、でした。
「なんじゃこりゃーーー!(魔法か?)」
って、しばし固まってしまったわ……。
それまでにも、不思議なことがあったのです。
libro(本)と書いたはずなのに、なぜかlingvo(言語)になっていたり。
「こんな語、書いたっけな?(知らん単語やけど?)」みたいなのが後で見つかったり。
で、目の前で単語がパッと変化したとき、さすがの(とろい)わたしも「あ!」となったのでした。
これをどうにかしないと校正作業(?)が面倒になると思い、ようやく探し出してGboardのいくつかの機能をオフにしたところです。
(指が滑ったときになぜか軌跡が線になって現れるのも、グライド入力という、スペルどおりに指を滑らせていく入力方法なのだと知りました)
これについていろいろ考えていて、気づいたことがあります。
初心者は、libroをlingvoに間違えることはないって。
初心者だからこそ、単語の意味には慎重です。
知っている単語でも辞書で確認しながら入力するほど。
文自体がまちがっていることなら普通にある(よくある!)し、スマホの画面やキーの小ささゆえに、スペルミスも起こりがち。一文字抜けていても気づけなかったり。
でも、知らない単語を打ち込むことはできない……。
とりあえず、Gboardさんには「これでしょ、入れといたから」っていうおせっかいはやめていただきます。
彼(?)も違う意味で初心者だと思うわー。
だって、その文、ヘンでしょ、単語を変えたら。
わたしは「本を読む」って書きたかったのよ~(「言語を読む」って何やねん?)。
叫んで(?)しまったりもしたけれど、Gboardは本当にありがたいのです。
エスペラントのアルファベットにはいくつか字上符つきのがあって、英語のキーボードしかなかったころ(?)は別の文字を使って代用とかしていたんだけど、これも慣れないと書きづらく、読みづらい……。
専用のキーボードのおかげで読みやすい文が打てるようになりました。
あとはわたしが慣れるしかない、ということです。