今週のお題「試験の思い出」
ですって。
わたしのいちばん最後(この先、そういうものはないであろうという意味で)の試験は、
「漢検3級」
です。
長女が1年生になるときでした。
はるか昔だヮ……
そのころ、「小学校では漢字を教えるのに『とめ・はね・はらい』がチェックされて、点数に響くのよ」といわれており、そんな細かいチェックをされた覚えがないわたしは、「それじゃ、娘に『この漢字はこれでいい?』と聞かれても答えられないじゃん」と思ったのです。
それで、勉強して、試験(検定)を受けてみました。
まぁ、漢検の権威(?)に関してはいろいろと問題もありそうですが、当時はまだ、それなりに「資格っぽい」感じだった気がします。
(勉強したおかげで、間違って覚えたままだった漢字とかも発見できましたョ)
そのころは今と交通事情も違っていたし(電車で名古屋市内に行くには途中の乗り換えに「約30分歩く」だったり)わたしも地理的知識が今より少なかったので……そして当然、スマホの乗換案内もなかったので(っていうか携帯電話も持ってなかった)……
自分が試験会場の大学までどうやって行ったのかも思い出せないのですが……。
偶然にも、今、長女がその大学の徒歩圏内に住んでいるので、「ああ、ここだったわ」となつかしく思い返したりもします。
(今なら、30分歩かなくても電車を乗り継いで来られるんだけどなー)
というわけで、わたくし、漢検3級です。
当初の目的が目的なので、準2級の勉強をしはじめた記憶はありますが、試験は受けず。
今では、すぐに思い出せない漢字も増えました。
「あれ?」と思ったときはスマホで調べちゃったりして、いろんな意味で、漢字に詳しくなくてもどうにかなる世界になっちゃいましたが……。
どんな試験問題だったかはまるで思い出せないけど、開始前に非常にドキドキしたことは今でも覚えています。
心臓が肋骨を折りそうな感じ。
老体ではあの緊張状態に耐えられないんじゃないかなぁ、今後何かの試験を受ける機会があっても……。
だから、たぶん「最後の試験」です。