具体的には書けないのだけど、そのことに初めて気づいたという話。
民生委員のgotomiwaです、と名乗ったら、
「○○医院の方ですか?」
そう思われてしまった、みたいなことです。
初対面…というか、顔も知らない人と、声のみでコミュニケーションする際は気をつけなければいけないなぁと反省した次第。
「柿と牡蠣」「箸と橋」みたいにアクセントで区別できればともかく、声には文字がないんだから「民生」のところを聞き漏らしたり聞き違えたりすれば※「どこかの病院だわ」と思われてもしかたないですよね。
(※ こちらの発声や滑舌に問題がある、ともいえます)
これに似た(?)こと、わたし、受講生さんに言ってるなぁ、たまに。
「文字からは音は出ません」
テレビやラジオのドラマなら、役者さんの声や口調で、そのセリフを誰がいったかわかります。
ところが文字は、紙の上の黒インクなんですよ。
それを並べると、意味のある言葉になる……けど、「誰が口にしたか」は説明抜きじゃわからないのです。文字からは声が聞こえてこないから。
いえ、お話の流れで苦もなくわかるように…「聞こえるように」書くべきだし、普通はそうなっているんだけど、たまに、
「このセリフは誰が?」
みたいな会話が書かれていたりするので、そんなときに「音が出ないよ」っていうわけです。
作者の頭の中ではキャラが見えているし、その声も聞こえているから、ひょいっと略しちゃうんだろうなぁという感じがします。
わたしもいろいろやらかしていそうだわ。
話すほうも書くほうも、注意せねば。