これまでに2回(休み明けに)夫が財布を忘れて出勤した……
スマホは忘れていないので、駅からヘルプコールが来て、わたしがケッタ(=ママチャリ=自転車)で、すっ飛んでいった。
おかしいのは、その2回とも、わたしが「創作中」だったっていうこと。
夫が出勤する時間(わたしの朝家事が終わるか終わらないかくらいのタイミング)なら、普段、わたしは「創作中」ではない。
パソコンの前にいないことも多いくらい。
なのに、なぜだ、2回ともだ……。
2回目は童話を「名前を付けて保存」しようとしていたところで、財布を届けて帰ったら「保存」の小窓が開いたまま(ファイル名を書く段階)だった。
いや、童話ならいい。
1回目のときは、いわゆる「ラブシーン」が開いていたのだった。
夫が出勤したので、ちょっと推敲しとこ、みたいな感じだったのだと思う。
2回目の帰り道、「あー、また原稿書いてる最中だったなー」と気づき、「童話でよかったよー」とは思ったけれど……。
もしも、帰り道で(通勤時間ゆえに次々にぶんぶん走る)車とぶつかったりしたら……開きっぱなしの文章が家族の目に触れることになるのではないか、と思うと、身の毛がよだつマスオさん(サザエさんの配偶者であるわたし)なのだった。
(童話はその後、さらに手を入れて「推敲待ち」状態まで持っていけました。もちろんちゃんと保存しました。期限までときどき手を入れます。よかったよかった、無事に帰れて……いえ、書けて)