すみません、「何を言っておるのか(呆)」「お行儀悪い!(怒)」と思われるでしょうが。
この春くらいまで、わたくし、「脚」が自慢でしたの、それなりに。
一日に、合計100回くらいスクワットもできたし(昼に20、お風呂で20みたいに分散してるので「合計」です)。
なのに、夏ごろから不安になってきました。
調子がよくなったり、全然ダメになったりをくりかえしつつ……11月は外出率が高かったせいか、ベスト・オブ・ダメ状態に(それは「ワースト」というのでは?)。
とにかく「脚のどこかに痛みがある」か「筋肉が萎えている」か、その両方という感じだったのです。
家の階段さえ、手すりを握って腕力を頼りに上り下りする状態。
自転車を漕ぎだそうとすれば、力が入らなくて横に倒れるし。
立ったまま靴下を履くのも不安……以前は普通にできていたのに。
ステッパーには怖くて乗れないし、FitBoxingさえ、思うように脚を動かせない日も。
このままどんどん衰えていくんだろうか……と、暗澹たる気持ちでおりました。
ところで、みなさんは「足でドアを閉めたこと」がありますか?
場合によっては、肘とか、お尻とか、ほかの部分を使うこともありますが(わたしは)。
先日、冷蔵庫の野菜室(うちのは最下段)が閉まりきらないとき、これまでの習慣どおり、くるっと反転して足(かかと?)で締めてしまったんです。
(昭和の遊び・ゴム飛び的にいえば、「おんな飛び」のスタイルですね。まちがっても、真正面から「やくざキック」的に閉めることはございません)←上品ぶっても無駄。
「あ!」と思いました。
「足で閉められる!」(それも、これまでどおり自然に)
うれしい……。
だって、足で閉めるってことは「片足立ちができている」ってことなんですよ!
……ってことなんですよ!
なんて両の拳を握って叫びたくなるくらい、脚が弱り切っていた11月だったんです。
気づいてみれば、自転車に乗るのも割と楽になっている。
手すりをつかまなくても(両手に何か持ったままで)二階に上っていける。
正面を向いて、階段を下りられる……(脚がしんどいときは、体を横に向けて、一段ずつ足を揃えながら降りていました、足指骨折直後と同じスタイルです)
この一週間、平均して6時間超の睡眠がとれています。
6時間に満たない日もある代わり、7時間を大きく超える日も。
わたし、「睡眠は薬」だと思っているのです(だから、毎日ちゃんと眠りたいのです)。
それで、脚が回復してきたのかも?
いえ、脚を回復させるために、脳が「7時間くらい眠れよ~」と指示を出しているのかも?
そのあたり、我がことながら定かではありませんが、(当社比)長めの睡眠時間と「脚の軽さ」には関係があると思えてなりません。
足でドアを閉められる老後。
これは、けっこう大事なことではないか?
ますます真剣に睡眠カイゼンに取り組まねば、と「お行儀の悪さ」に気づかされたというお話でした。
(よい子はマネしないでね)