栄のオアシス21、銀河の広場で開催されている「ワールドコラボフェスタ2022」に名古屋エスペラントセンターとしてブース出展してきました。
開催期間は今日、23日までですが、わたしたちは22日のみの出展です。
(WCFの趣旨はこんな感じ。「持続可能な社会の実現のため、中部地域の国際交流・国際協力・多文化共生・SDGsへの取り組みや活動を広げ、市民、NGO・NPO、企業、行政が協力して「学び、考え、行動する場」をつくりあげる。今回で19回目を迎えます。」だそうです。公式サイトからのコピペです)
わたしがセンターに再入会してからもWCFに参加するチャンスはあったのですが、最初の年は台風で「直前に中止」、次の年からはコロナで通常どおりに開くことができず、で……今年がわたしにとっての初参加になりました。好天でよかった!
休憩時間以外ブースに詰めていて、ステージでの踊りも隣のブースのワークショップも見ることはできず、買い物もできなかったので……わたし自身の「交流」は地元の人々に限る、という感じだったのですが。
こんなに人と話すなんて……普段の1か月分くらいしゃべったし、都心に出ること自体が久しぶりなので、帰宅後は夕食もとらずに「バタンきゅー」でしたが、バタンする直前にメモしたものを整形(推敲)して、あげておきましょう。
(機関紙用の報告文を書くために記憶を書きだしておいた感じ、です。が、「報告」ちゃうわ、「感想」やわ。ボツかも)
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「ワールドコラボフェスタ」へのブース出展は、エスペラント語を知ってもらうための最大のチャンスのひとつ。
初めて参加して、そう思いました。
足を止めてくれた人は100人を超えていると思うのですが、メンバー各自で対応したり、もあって、正確にはわかりません。
ブースに立ち寄ってくれる人のタイプは、大きく分けるとふたつ。
「エスペラントについて聞いたことがある」と「エスペラントをまったく知らない」です。
一方がもう一方に「国際語だよ」「共通語だよ」と教えているカップルやお友だち連れもいましたし、親族がやっていた、通っていた大学にエスペラントのサークルがあったなどなど、記憶のどこかに「エスペラント」の名がある人(前者)は、思っていたより多い印象でした。
後者からの質問でいちばん多かったのは、「エスペラントってどこの国で使われる言葉なんですか?」。
「世界です」と答えておきました。「え?」と驚いて、記憶に留めてくれたらと思って。
そうなんです、名前を覚えてもらおうと(個人的に)考えました。
わたし自身も、高校時代に活字媒体でエスペラント語の存在を知り、新聞記事で講座を見つけて習いにいったのです。「知る」が第一歩ですよね。
ゆえに、説明もできるだけ身近なところから。たとえば「宮澤賢治もやっていたんですって」とか。「ヤクルトの語源はエスペラントなんですよ」とか。
多くの人が「へぇ!」とおもしろがってくれました。エスペラント語の存在を、頭の隅っこでいいから残してくれるといいな、と思います。
もっと詳しく聞きたいとブースを再訪してくれた若い人たちや、興味があったから、といってチラシやパンフレットをいくつも持っていってくれる人もいました。さまざまな国に関連した展示やワークショップ、ステージ発表などが行われるイベントなのですから、語学や国際交流にもともと興味がある方なのでしょうけれども、「さらに調べてみよう」と思ってくれているといいですね。
ググったらいつか、この記事にもぶつかるかしら。
まわりのブースでワークショップをしているのを見て、salutonやdankonなど、ひと言でもしゃべってもらえるようなミニゲームとか、工夫できるといいかもと思いました。口に出せば、説明を聞くだけより、きっと記憶に残るはず。次に出店の機会があったら、いかがでしょうか?
(これ、「言い出しっぺの法則」になりそうな気がする……委員会では黙っておこうかな)
verda stelo(緑の星)はエスペラントのシンボル。
シンボルや旗って誤解されるのかな?
「宗教ですか?」と質問された方もありましたが、まったく関係なし。
キリスト教徒の方も仏教関係者の方も、「お盆もクリスマスも初詣も」みたいなわたしもいますよ。