SNSでつながりのある方は、最近わたしが謎の横文字※を投稿することがあるのを、お見かけかもしれません。
※ ときどき話題にしているように、それはエスペラント語の文なのですが、たぶんけっこう間違っています。その意味で「謎の」と書いております。しくしく。
高校時代、20代、大阪と名古屋で初級の勉強をしましたが、その後30年余りのブランクができまして。
再開するにあたって、三度目の初級講座ではその先に行けないのではないかと思い、無理やり(ほんと、すみません)ベテランの方ばかりの読書会に入れていただきました。
(もちろん、エスペラント語オリジナルの書籍を読みあう会です)
最初は「今どこを読んでいるか」がわかる程度。
「わたし」や「彼」などの人称代名詞はともかく、ほかの単語では1ページにたった一語、「スキーをする」が訳せた! という状態でした(ロシアの政治を扱ったルポでした)。
今は読む本が掌編小説集になり、どうにか「わかる単語」も増え、作品によっては「知らない単語を飛ばして読んでも、どんな内容かはわかる」ようになりました(わからない作品は、まったくわかりません)。
そんなこんなで、長らく初心者(コメンツァント)だったのですが、
「それでいいのか?」
と、思うようになりました。
再開したころは脳トレの気分で、「穴の開いたバケツに水を注ぐ作業」という認識だったわたし。
「このままでいいのか?」
いいかもしれないけど……。
「目標」がないから初心者のままなのかも、と考えるに至りました。
たとえば、エスペラント語で海外旅行をしたいとか、今ならリモートで海外のエスぺランティストと談笑したいとか(以前なら海外文通でしたね)……そういうものがあれば、そこに向かって進歩していけるのでしょう。亀の歩みでも。
だけど、わたしにはそれがなかった……。
だから、作ることにしたのです。
半分本気、半分冗談って感じですけど、今読んでいる本のように、
「エスペラント語で掌編小説を書く」
です。
これができれば、そのまま世界デビューですよ!←この1行は本気で冗談です。
現在のわたしのエスペラント作文力は、英語でいえば「This is a pen.」「My name is gotomiwa.」のレベル。
書かなきゃ(作文しなきゃ)「小説」に行きつけないよなー。
脳内で考えるだけではダメ。
人目にさらすことで真剣(マジ)になれるのだと思い、twitterやfacebookに臆せず投稿することにしました。
(今のところ、エスペンラト・キーボードがスマホでしか使えない、という事情もありまして)
ときどき、知らない方からリプライをいただき、うれしく、ありがたく思っております。Koran dankon!
どこが間違っているのかも自分ではわからないレベルなのですが、考えてみたら日本語の文章だってミスすることはあるんだし、「お手本」として投稿しているわけじゃないんだから、いいかな……なんて、開き直りですか?
今の目標は、「This is a pen.」的な単文を卒業し、関係詞を使った文を書けるようになることです(でないと、小説が書けないし……)。
まだ関係詞を理解しきれていませんので、先は長いですけど。
SNSで「謎の横文字」をお見かけの際は、スルーしていただきますよう(あるいは温かく見守っていただきますよう)心よりお願い申し上げます。
komencanto(初心者)を脱し、gotomiwaはprogresanto(中級者)を目指します。