旅の報告です。
なのになぜ、このタイトルなのか……。
お時間ある方は、ひとつ前の記事をごらんください。
すでに読んでくださった方は、ご面倒をおかけしますが思い出してください。
(リンクするのをサボって、ごめんなさい)
予定どおり、おにぎりをふたつ握ったのですが、ふと思いついてしまいまして。
最近、真空パックを導入したんです(食品を真空状態で保存するバッグやボックスを買ってみたのです)。
それで、
「このおにぎり、真空にして持ち運べば、傷むこともないのでは?」
と思ってしまったのです。
傷むっていったって、数時間後には食すのですし、素手じゃなくラップで握っていますし、炎天下でもないので、実際はその心配は無用だったんですが。
とにかく、真空保存用バッグにおにぎりを入れて、シューッと空気を抜いてみました。
車内で取り出して、ぼーぜん。
「硬い……」
そもそも、「なぜ、実行前に気づけなかったのか」ですが。
(脱線。ここで思い出すタイトル、「なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?」アガサ・クリスティ)
ごはんの粒のあいだに含まれていた空気がなくなると、おにぎりは「お団子」になるのですね。
(ラップもビチッと貼りついてしまって、はがすのがたいへんでした)
かじってみると、ところどころに「粒」の輪郭が混じる、ひとつの塊……という感じ。
これ、絶対、別の料理に活かせる!
と思ったけど……具体的に思い浮かびません。
五平餅みたいに、焼いて味噌を塗る、とか?
まるく握ったごはんを真空バッグに入れて、キューッと固める……それを取り出し、串に刺して、みたらし団子を作る……?
そんな妄想をしながら、おにぎりをいただきました。
(ごはん粒がぽろぽろこぼれない、という利点はあった)←そもそも「粒」がない。
・・・
それにしても「真空」の力、すごい。
そして、器具の進化もすごい。
むかし、手動で(注射器の原理って感じで)シュコシュコ空気を抜くタイプのを持っていたのですが、イマイチ真空っぷりが実感できなくて。
今は自動。電気の力です。
おにぎり→お団子が数秒です。
まだ使いはじめたばかりで、メリットは実感できませんが……。
真空保存には「味が早くしみこむ」という効果もあるみたいです。
お肉に下味をつけるとか、野菜のピクルスとか。
フードロス削減と調理の時短。
それを目指して導入しました(決して、お団子を作るためではない)。
そのうちレポートできたら、と思っています。