何なのかわからないままですが、日常的に使うようになりました。
長いこと、Bluetoothとは相性が悪い、嫌われてる、と思っていたのですが……。
「ああ、こういうふうに使うんだ」とその一端を知ったのは、ネックスピーカーを導入したから。
導入してみたのは、ささやかながら、仕事に関して考えることがあったからです。
わたしは、長文ではない限り、文章の点検(校正作業?)に読み上げソフトを使っています。
このソフトも使いこなせていないので「早速→はやみ」とか変な読み方もいっぱいされるままなんですが(だいぶ慣れました)ひらがなの抜けとかは、目で気づけなかったものが耳で気づけて助かっています。
それを聞くのに、ずっとヘッドホンを使っていました。
でも、わたしのデスクトップは家の中の「いちばん裏」に当たる部屋にあるので、テレビ用の簡単なものなのに、ヘッドホンで耳を塞ぐと、玄関で人に呼ばれたときなど、聞こえにくかったりするのです。
実際は聞こえるのかも(ケースバイケース)。
ただ、「聞こえないかもしれないから、読み上げ確認は『後にしよう』」と思ってしまう……後回しの言い訳に使ってしまう自分に苛立って。
(ホント、気が短いの)
その言い訳をつぶしてやろうと思ったわけです。
スピーカーなら物理的に耳を塞がないので、玄関のチャイムも固定電話の着信も、スマホのバイブ音も聞き逃すことはないであろう……つまり、すべきときに即座に原稿読み上げができるであろう(no more 後回し)。
普通のスピーカーだと、そばにいないかぎり聞こえないので、音がついてくる(?)ネックスピーカーがいいだろう。
が、何しろ構造がわかっていないので、Bluetoothトランスミッター(この言葉も今年知りました)についても、たぶん家にないから必要なんだろう、くらいの気持ちで、付属しているネックスピーカーを選びました。
目論みどおり、言い訳はできなくなりました。
そして、ちょっと身軽になりました。
「繋がれていない」っていいですね。
自由!
PCで音楽を再生しているときも、隣の部屋にも行ける。その隣の部屋にも行ける。玄関あたりにも聞こえます。耳そのものは開放されているので、家族に話しかけられたりしても困らないし。
初体験ゆえネックスピーカーの性能云々はできないけど(ケーブルがないのを頼りなく思うときもあります、近くにいても音が途切れたり)、Bluetoothと仲良くなれそうなのはうれしいです。
(お出かけ用に、小型で充電式のトランスミッターと、首にかける式のイヤホンも買いました)
そもそも、わたしの「Bluetoothに嫌われてる感」って、ポメラ(と当時のスマホ)のペアリングにとうとう成功しなかったのが原因だと思うんです。
でも、立ち直りました(そんなポメラはもう隠居しています)。
知識はないくせに、ガジェット系が結構好きだったりするので、そういう話はまたいずれ。