白菜と豚のミルフィーユ鍋って、いつのころからか、ポピュラーになりましたね。
わたしも好きなんだけど…白菜と豚肉を重ねていって、切って鍋に詰めてって、地味に面倒な作業でした。
もちろん、最近はホットクックがその先を作ってくれるから、火加減も気にしなくてよくなったのですが。
ふと思い立って、ミルフィーユをやめました。
切った白菜と、同じくらいのサイズにした薄切り豚を三層くらいに(ホットクックの)内鍋に詰め込んで、塩分は全体の3%程度にして(ポン酢で食べるつもりだったので)スイッチオン。
ちょっと崩れちゃったわね、みたいな、ミルフィーユ鍋っぽい料理になりました(盛りつけるときに、白菜豚白菜豚白菜…とすれば、ちゃんと「ぽい」のです)。
塩分が少なくても、白菜が甘くて、そのままでOKでした。
「ああ、もう、ミルフィーユにしなくていいじゃん!」
というのが、わたし的には大発見だったのでした。
さらに。
あとで、気づきました。
これ、妹尾河童さんの本で有名になった(?)ピェンローにも応用できるんじゃない?
グルメなみなさんに「それは別もの」と叱られてしまうかもしれないけど、味的にはかなり近いものができそうな気がする、水なしで。
「鍋」というより、煮物(スープ?)になっちゃうけど…白菜がおいしい季節のうちに、やってみよう。