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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

わたしの涙は「3割引」

気がつけば、「ボヘミアン・ラプソディ」を6回見ていました。

さすがにもう最寄りのシネコンの上映回数は減ってしまって、主婦時間(夕食の支度までに帰宅できる)では見ることができなくて…。

でも、6回目は「たまたま」遠くの映画館に立ち寄れる状況で、なおかつ、ドンピシャな時間に上映していて…(いいわけだよね、あーあー♪)。

 

3回目を見たくらいから、「内容は覚えたし、毎日クイーンを聞いてるんだから、もういいよね?」と自分にいっていたのだけど、不思議なことに、どっかのシーンを思い出すと「そこがまた見たいのよ」って気持ちになって…。

こうなると「内容は覚えたし」がアダというか、思い出せるシーンが多すぎて「そこ、また見たい!」となってしまって…。

 

さすがに6回目は「もう、いいでしょう」(悪人どもを懲らしめている助さん格さんに水戸のご老公がいうみたいなやつ)と思ったのだけど…。

そう思うってことは「見たい」ってことなのよ。

そして、「見たい」「やめとけ」「見よう」「やめとこ」とぐるぐるしている自分に腹が立ってくるのよ。

 

その状況を打破するために見ました(すばらしい解決方法です)。

6回目なんだから、これまで見てなかったセットの背景とかそういうところに注目しよう、と思ってスクリーンの右端とかを一生懸命見ていたのだけど、気がついたら話に引き込まれて泣いていました。

 

6回ということは、近年の洋画※では「オデッセイ」(火星に取り残されるマット・デイモン)の「5回」を抜いたのだけど、わたし、この映画もよく泣いた。

何度目だったか、途中から最後まで、だらだら落涙してた。

わたしが何度も足を運ぶ映画って、つまりは「泣きたい映画」なのかも(宣伝する側の「全米が泣いた」式なのじゃなく、わたしの琴線に触れるってこと)。

 

わたしは、本や映画でよく泣く。

それは自覚しています。

しょっちゅう「泣けた」という感想をいうので、某先輩作家さんには「gotomiwaの涙は3割引」といわれました。

(あいつの「泣けた」という感想は3割引で聞いておけ、という意味です)

 

なんでだろう……いわゆる「涙もろい性格」ではないのです。

実生活(自分の行動の結果)ではほとんど泣かない…涙が出ない…のだけど…。

映画も隣に家族がいたら泣けないから(同じ作品を見にいっても席は離す)人に涙を見せるのがいやなのかな?

自分のことなのに、うまく説明できないや。

 

そして、このぶんだと、普通に7回目があるんじゃないかと思ってドキドキしちゃう「ボ・ラプ」…やばいわ(昭和的な意味で)。

 

※わたしの「何回も見にいった映画」の最高記録は「TIGER&BUNNY・TheRising」の11回です。