わたしのネットデビューは、児童文学的デビューと同時期です。
自身の賞の贈呈式の日に、自宅にプロバイダの工事が入りましたしね。
ホームページビルダー（というソフト。今でもあるのかな？）を買って、自身のホームページをビルドした（？）わけです。
個人的なサイトと、いわゆる「公式サイト」、ふたつ持っていた時期もあります。
いろいろなことがあって（←ごまかしたいわけじゃなく覚えきれてない）前者は閉じ、公式サイトだけになり、その掲示板を閉じ、twitterを利用するようになり、facebookが加わり……今に至ります。
（mixiも利用したけど続きませんでした。インスタも使っているけどフォロー専用です）
個人的なサイトはプロバイダのサーバーにあったので、その「場所」は今でも残っています。更地です。
公式サイトはすでに、ほとんど機能していなくて、twitterやほかのブログへのハブみたいなものだったのですが……ジオシティーズなので。
ジオシティーズは今月末を以って、この場所自体が消滅します。
昨年からくりかえし「別のサーバーへ移れ」というメールが来ていました（「ほかの惑星に移住しよう！」って、滅亡SFみたいな情景が浮かぶ…）。
引っ越し先（更地）はあるのですが、移住せずにこのまま……消えるままにしようと思います。
開設当初はまだネット人口が少なくて（約20年前ですから）サイト、特に掲示板を持っている人のところに人が集う、というイメージでした。
わたしの掲示板にも多くの人が来てくださいましたが、消息不明な方もあれば、すでに亡くなっている方もあり、20年って長いなぁと改めて思います。
いろんな経験をさせてくれて、ありがとう、ホームページ。
児童文学的には「そんなわたしは、20年分、成長したのだった」となるべきでしょうが、あかんかった……
見た目は老女、頭脳は子ども。
4月以降は、このブログと作品用のブログ、twitterやfacebookが、ネットの海にばらばらに存在することになります。
たぶん毎日、これらのうちのどこかに顔を出すと思いますが……ホームレスです。
住所と固定電話を失った状態です。
「あの人は今？」と思ったときのために、どこか一か所でも、ブックマークしておいていただけるとうれしいです。
（連絡先は……これ、どこかに作らないとダメかな。twitterのDMは、twitterアカウントがある人じゃないと使えないですよね。むー。ちょっと考えます）
