家事スケジュールの都合(家族のお弁当を作らなかったころ?)か、単に今より若かったからか、毎朝散歩していた時期があります。
ほんとは「ウォーキング」と呼びたいけど、まぁ、「散歩」としておきましょう。
その時々、仕事によって、歩くコースが違っていて、
「この道を歩くと、あれを書いていたときのことを思い出すなぁ」
というルートがあったりします。
今朝、ご飯を炊いてる間に納豆でも買ってこようとコンビニまで出かけて(もはや「散歩」でもなく「買い物」)、とあるルートのそばを通りました。
途端に噴き出してくる記憶。
異動、退職などで、わたしには各社合わせて2桁人数の「担当編集者さん」がいるので、「あれを書いていたときのこと」にはその作品の担当さんの記憶も含まれるわけです。
あー、まわりくどい。
つまり、その道を見たら、担当さんのことを思い出したよ、ってハナシなんですけども。
「作家」にもいろんな人がいるように、「編集者」という職業の人にもいろんな人がいるわけで、うまくマッチしていい化学反応が起こるときが幸せ。
そのためには、こちらもいっぱい「電子」などを持ってなきゃいけなくて……。
(化学の成績が、数学に次いで悪かった者の発言)
ちなみに、今朝思い出した担当さんとは「うまくいかなかった」です。
電荷的相性ゆえ、だったのかな。
年単位で苦しみました。
そういうこともあるのよ……。
でも、もう過去の話。
その結果が別の作品につながっていったしね……(それはまた、別のお話)。