「ゴジラ・キングオブモンスターズ」を観てきました。
ラドン、モスラ、キングギドラあたりは子どもの頃からおなじみの名前で(映画もいくつかは観ている)、総出演の今回のハリウッド(?)映画は、少女時代好きだった夏のNHKの番組(なつかしのメロディー)みたいな…(違)。
わたし、「シン・ゴジラ」が好きなんです。
なぜかな、異様に好き。
ネット配信になってからも、何度、観たことか。
蒲田の住人だったせいか、親近感があるのかな。←?
上京時、新幹線が東京駅に近づく際、山手線や京浜東北線が東京駅に向けて走っていくのを見ると、在来線爆弾やわと思ってしまうし。←?
でも、「怪獣好き」か…っていわれると、なんか違う。
フィギュアとか、持ってないし。
いちばん新しいハリウッド製の「ゴジラ」を観て、なんで「シン・ゴジラ」が好きかわかった気がする。
ひとつの家族の思惑で、とか。
主要キャラの自己犠牲で、とか。
そういうのがないから……そんな造りだから好きなんだと思う。
その意味では、「シン・ゴジラ」のゴジラの部分が「小惑星衝突」でも、同じ気持ちになれたかも。
ゴジラ、ごめんね、存在意義を脅かすようなことをいって。
「シン・ゴジラ」のキャラは「愛がない人々」かっていうと、そうじゃないわけですよね。
わたしは、みなさんがそれそれの持ち場で(淡々と。涙をこらえて。歯を食いしばって。その他)仕事をこなしていくのを見ているのが好きなの。
そういう姿を「プロい。かっこいい」と感じているのだな、と意識した次第。
あんなに破壊される映画なのに、わたしはいつも「シン・ゴジラ」を「安らかな気持ち」で観てる気がするのです。
そういえば。
わたし、「アポロ13」とか「オデッセイ」とかも好きだもんな…。
(早い話、冷静な人が好きなのか)
あー、今これを書いて気づいたけど、昭和の「日本沈没」が好きなのも、それに通じるかもしれない。
丹波哲郎、最高の首相だったわ。