「悲惨」「鬱」「後味悪い」というレビューに、なぜかネット上で何度も出会ったので、気になってたまらず、観てしまいました。
「ミスト」という映画。
リンクはしません。
怖い映画です。R15+って書いてある。
スティーブン・キング原作ですからね。
謎の生物に襲われる系なんですが、これはマクガフィンだよね(ゴジラやゾンビや宇宙人に置き換えてもいい)。
造形もフツーだし(っていうか、特に驚かない)。
そういう状況で人々はどうするか、どうなるか……がモンダイで、わたしには「人間」のほうがずっと怖かった。
でも、「ラストがすごい」的なレビューにつられてしまって。
普段は観ないタイプの映画ですが、がんばり(?)ました。
血が苦手なら、避けたほうがいいです。
昆虫類が苦手な人にもキツいです。
そんなことを思いながら約2時間、ラストが知りたくて知りたくて震えるわたし。
仕事柄といえば聞こえはいいけど、単に「そういう性癖」なので、観ながら必死で予想を立てていたんです。
「悲惨」「鬱」「後味悪い」といわれる映画、そのラストって、いったいどういうものなんだろうって。
結果は、
「あああーーーこう来たかーーーっ」
叫びました……いえ、心で叫びつつ、口はポカッと開けてしまった……。
参りました。←個人の感想です
わたしがあれこれ考えてみた結末の、遙か斜め上だった……
そりゃあ、原作がキングで、監督がフランク・ダラボンだもんなー。
鬱にはなりませんでしたが、わたしなんぞがかなうはずないよね、という意味でちょっと落ち込んだなー。
お口直しが必要なら、原作と監督が同じ、
など、観返すといいかもしれません。
(後味は悪くないので)