まだ今年最終の仕事(原稿書き)が終わっていないのですが、
「この作品はもうすぐできあがる」
と感じています。
それまで考えることができなかった別の仕事のことが、頭の中に入ってきたからです。
入る「すきま」ができるのは、今抱えているものが完成に近づいている証拠です。
完成します。
たぶん。←確信65%?
その別の仕事というのは、久しぶりに書かせていただく幼年童話なのです。
(この場合は、小学一年生くらいの子が読むものだと思ってください)
久しぶりすぎるし、もともと得意ではないし(わたしに「得意なこと」なんてないけども)、ご依頼は光栄だけど、どうしたものか、と途方に暮れていました。
でも、昨夜お風呂に浸かっていたら入ってきたんです。
頭の中に。
「すきま」から。
ぼーっとしていて、お風呂上がりにメモを取り損ねたけど、一度見えたイメージはほぼ蘇ってくるので、あとで困ることはないでしょう。
発表媒体的に、前年度、前々年度に類似の展開の作品がないかをチェックしなければいけませんが、そこをクリアできれば、どうにかなるんじゃないかと思えてきました。
昨日まで「むーん」としかめっ面していたのに、すっかり安心しちゃって、にこにことブログ(これです)を書いてる……
アホだわ。
千里の道は九九九里をもって半ばとする…って言葉を知らないのか、わたしは。
「自己肯定感」って、よく耳にするようになったけど、わたしの「肯定ライン」は非常に低いです。
思いつけただけで(一文字も書いていないのに)「よしよし、いいぞいいぞ」ってにこにこできちゃうもの。
そうそう簡単に「わたしってダメなやつ」とは思わないし(ちょっとは思ったほうがいいかも)、ちょっとしたことで「わたしにしては上出来」と浮かれてしまうし。
どう見てもアホやん。
とはいえ、そのおかげでなんとか丸19年、何かしらの仕事をさせていただくことができたのかなぁと思います。
客観的には(?)もっと劣等感とかに苛まれていてもいいはず、なんですけども。
「完成するだろう」といっている短編が、19年目最後の仕事。
「きっと書ける~♪」と浮かれているのが、20年目最初の作品です。
新年最初に不得意な幼年童話をクリアして、新しいタイプの作品にチャレンジしていきたいです(すぐ図に乗ります)。