先日……創作教室の日に、「これまでに何作くらい書いたのか」と聞かれました。
これ、本当にわからないんですよ、答えが。
まぁ、子どものころに書いた童話もどき、SF小説のつもりの何か、などは抜いて、初めて「コバルト」に応募した22歳のときから数えても……まったく。
(高校時代は「コバルトに応募するする詐欺」だったので、実際に応募したのは成人後)
数の話題はこれまでもしているはず。
この質問、たまにいただくし。
これからもいただくかもしれないので、ザッと「わからない」っぷりを書いてみます。
(「結末まで書いていないもの」「誰にも見せていないもの」は含みません)
アマチュア時代。
知ってる人だけが知っている、わたしの原点ともいえるシリーズが92話までリリース済みだし(93も書いてはある)。
もう一方のシリーズも、本編だけで20を超えたし(これは超えると思ってなかった…読んでくださるみなさんのおかげです、心から感謝しています)。
「コバルト」への応募作も、2つや3つではないし(年間2回募集があった。短編賞も毎号あった)。
「スニーカー」への応募作(短編)も、2つや3つではないし(テレカ、もらいました)。
「小説あすか」「小説Wings」などにも、少なくとも一作は応募しているはず。
童話・児童文学は、デビューが決まったころの(直前の)2年だけで、60くらい応募していて、わたしの場合「落選作の再応募」は少なめだと思うので(応募要項を見てから書く=見るとアイデアが降ってくる=ことが多かったから)実際に書いた数もそれに近いはず。
デビュー後に関しては、さらに不明。
「ボツ」を数えるとどうなるのか。←いっぱいある!
のちに出版されたとして、「ガラッと書き換えた」(それ以前の)初稿や改稿版は数えるのか。
「ぼく、探偵じゃありません」シリーズ(学研)みたいに、本としては3巻だけど、1巻に5編くらい入っている場合は?
(ちなみにこのシリーズは、活字になったのと同じくらいの数のボツが出ています)
逆に「ボーイズ・イン・ブラック」のように4巻でひとつの長編の場合は「1作」?
単著なら「本の数」自体はわかりやすいですが、短編が収録されたアンソロジーはもう、いくつ参加したか記憶がない(自分では記録もしていない)のです。
あ、今3年目の某誌の短編は、先日31作目にOKをいただいたところです。
短編以前も、何度も童話をご依頼いただいているし…。
(余談ですが、「お味噌汁になりたいな」という、潮干狩りのアサリが主人公の童話は、わたしの作品の中ではトップクラスの「迷作」だと思う)
最近のわたしは、わりと記録好き。
今ならもっと記録が残るのになぁ…そしてその「数」を見て楽しむ(ほくそえむ?)のになぁ。
書いた数しか自慢(?)できないのも、どうかと思いますが。