今年に入ってから急に掌編小説が書けるようになってきまして、9日までに4つに増えました。
(今年の「めあて」でもあるので、うれしいです)
書けるようになった、といっても、あいかわらず粗い状態です。
気に入ったものもあれば、イマイチのものもあります。
「清書」はしませんから、サササッと書いて「できた」と思えた時点で「よし」としています。
時間的にも数分から十数分のことなのですが、書くまでは存在しなかった世界に出かけられるのは楽しいです。
児童文学の仕事では絶対に書かないようなシチュエーションや表現が使えるのも、オトナになった気分(?)で、イイです。
ただ、困ることがあるんです。
まぁ、自分が悪いんですが。
サササッと書くには、ミスタッチが多すぎる! ←自己流だからです
いちいち直すのに、とっても苛立ちます。
直す時間のほうが長いんじゃないかと思うこともあるくらい。
仕事で書く原稿や、いずれ公開する小説なら(人目に触れるものとして)直し直し完成させますが、この活動(?)はそういうのじゃないので。
昨日、とある会議の最中に思いついたんです(すみません、心で内職しました)。
「これこそ、音声入力でいいんじゃない?」
わたしのスマホやタブレットの音声入力は、句読点が入りません(使うアプリによっては入れられるんだと思いますが)。
でも、句読点を入れる手間って、ミスタッチを直す手間と同じか、それ以下じゃないかと思うんです。
どうせ、小説を書くときは頭の中で演じてるんだから、それを声に出すだけ。
たいていの時間は家でひとりでいられるんだから、気兼ねも要らない。
音声入力の練習にもなるし、滑舌の練習にもなるし(滑舌悪いとちゃんと文章になりません)……
いいんじゃない?
そうだそうだ、やってみよう。
と思ったのですが、「やってみる」ことができるのは、次に掌編のアイデアを思いついたときであり、それがいつになるかはわかりません。
3分後かもしれず、3日後かもしれず、この先ずっとないかもしれない…。
ほかのことなら、すぐに試してみて、その結果が出てから記事にすることもできるのですが、「掌編実験(音声入力編)」はいつ実行できるかわからないので、思いつきのメモだけ、こうして書いておく次第です。