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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

クズモチの謎

わたしは「名古屋市生まれの東京・大阪育ち」なのですが、そうなったのは父が転勤したからです。

当時父が勤めていた会社の本社は愛知、営業所が東京と大阪にあったのです。

 

それはもう、むかしむかしの昭和な話なわけですが、愛知に定住後も東京に仕事の拠点があった父のおみやげは、ときどき「くず餅」でした。

 

わたしはそのくず餅が好きになり、たまに「くず餅」と名のついた和スイーツ(?)を見つけて買ったりもしたのですが、どうも違う。

くず餅「なのに」わらび餅みたいに透明感がある!?

 

まぁ、結論からいうと、葛を使った葛餅ならそれでいいのです。

けど、わたしが食べててたのとは違うよ、なんで?

昭和の食べ物なの? もうこの世から消えた幻の味なの?(しくしく)

 

「違います」

 

つい最近、妹情報で謎が解けました。

わたしが(父の東京土産で)食していたのは、「クズモチ」と呼ばれていても、葛餅とはベツモノだったのです。

何しろ原料が(葛じゃなく)小麦粉ですから。

(メーカーのひとつ、船橋屋さんのサイトによればグルテン未含有だそうな)

 

これは「違い」について書かれた記事。

www.nikkei.com 

「そうだったのか!」という感じ。

長年の(わたしの)ブランクのあいだに、テレビで紹介されたりもしていたそうですが、なんていうか…「音信不通だった幼なじみがタレントになってた」みたいな、不思議な感慨があります。

今では、どこに行けば買えるかも知っていますよ。

船橋屋さんに関しては、東京駅の外なら大丸1階。改札内ならサウスコートにも売り場があるらしいです。サウスコートは年に何度も行くのに反対側しか通らないから知らなかった!)

 

今回、東京からの帰りは「夕食どきに約3時間かかるこだまで」になるため、あこがれの駅弁(シウマイのとか)を食べるつもりでいたのです。

ところが、おいしいランチがたっぷりだったので胃が許さず(買う気になれず)。

代わりに、ひとり用のくず餅を車中でいただきました。

 

カップ入りのくず餅は、売り場に「お試しで食べたい人にもおすすめ」みたく書いてあったけど、

「こちとら、あなた(店員さん)が生まれる前から、こいつが好きだったんでぃ」

と、てやんでぇな優越感(?)を発散させながら(??)買ったのでした。

(実際は、当時父が買ってきたのがこのお店のものなのかどうかは不明です。父も覚えてないんじゃないかなぁ。聞いてないけど)

www.funabashiya.co.jp

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東京育ちなので「ちくわぶLOVE」だし…。白くてもちもちしたものが好きなのかな…