先日記事にした、生のお米からパンを作るっていうの……やってみました。
先に申し上げますが、この記事は「失敗の記録」であります。
できあがったのは、オリーブオイル香る甘くない和菓子、だったからです。
本の内容は、ここにつぶさに書くわけにいかないと思いますので、amazonのページなどでごらんになってみてください。
ザッと書きますと、米、油、糖、塩、湯、菌(九字みたい)を混ぜて、発酵させて焼くのですが、著者さんは混ぜる(液状にする)作業にバイタミックスをお使いなのです。
ご存じですか?
高性能……高価格……あこがれはあるけれど、手は出ません。
ミキサーと呼ぶのではなく、バイタミックスと呼ぶしかないような……
わたしにとって、その部分がいちばんの心配ポイントでした。
焼き型なんかは何でもいいけれど(型が要らないパンもあるし)タネを作るのにミキサーは絶対的に必要だからです。
はじめはブレンダー(スティックタイプ)を使ってみようと思っていたのですが、1回分のお米(など)の量を見て、
「イワタニのミルサーでイケるかも?」
と、気づきました。
奇しくも(でもないか)今年に入って新調したばかりだったのです。
(10年以上前に使っていたことがありますが、劣化していたので買い替えました)
思ったとおり、量的な問題はクリア。
で。
材料を合わせて、ガーッとやってみたのです。
びっくりでした。
ほぼ一瞬で、液状(クリーム状)に。
何かのまちがいじゃないかと思うくらい、早かったんです。
(もしかしたら、ここでさらに撹拌すべきだったかも、と気づくのは後のこと)
食パンの型(それもかなり小さめ)はないので、耐熱容器に適当に(性格が出るなぁ)オーブンシートを敷いて、あとはオーブンで発酵させて、焼いて…。
でも、何かが違ってたの。
水分量かな。
ミルサーにかける時間かな。
とにかく、焼きあがったものはもっちりしすぎて、気泡のある甘くない「ういろう」みたいになっちゃったのです(そこにオリーブオイルの香り)。←合わないわ!
負け惜しみのようですが、そしてくりかえしになりますが、いちばん心配だったのは、
「バイタミックスの代わりになるものが、わが家にあるか」
でした。
ミルサーでイケる、とわかったのは大収穫です。
あと、フォカッチャを作るとき以外は、香りがしない油を使おうと思いました。
再挑戦するぞー!(おー!)