「発酵あんこ」という言葉を聞いたときの反応は「ナニソレキモチワルイ」でした。
甘いあんこを発酵させて「酸っぱくする」のだと思ったのです。
まちがい。おおまちがい。ごめんなさい。
砂糖なしで煮た小豆に米麹を混ぜて「発酵」させたもののことでした。
ですから、「発酵小豆」と呼ぶほうがいいですね。
「そうやったんや!」と思い、早速作ってみました。
といっても、小豆を「(甘くない)あんこ」にしてくれたのは、ホットクック。
8時間保温して発酵させてくれたのは、ヨーグルティア。
「西京味噌」と作るときと同じ最強タッグなのです。
発酵させたらほんのり甘い、などと書かれているのですが、できたてを食べてみても想像したほど甘くなくて、失敗したかなと思っていました。
ビジュアルもつぶつぶしていてよろしくないので、西京味噌と同様、ブレンダーで滑らかにしてみました。
それから食べてみると、びっくりするほど甘くて。
(粉砕したせいというか、麹と小豆がよく混ざったからかも)
これなら、知らない人は「甘さ控えめのこしあん」と思うんじゃないでしょうか。
からだに良い、といわれていますが……
どうかな? 何がいいのかな?
とりあえず、3等分して、義母とわたし、それぞれのおやつ用に。
残りは冷凍保存にしました(あまり日持ちはしないみたいなので)。