刈谷市の図書館での童話教室が再開しました。
といっても、アクシデントでの中断とかではなく、もともと小中学生の夏休みの期間はお休みにしていたのです。
スケジュールを作りながら、9月には涼しくなっているといいなーと思っていたけど、甘かったよ、赤道小町……
(80年代の「赤道小町ドキッ」という山下久美子さんの歌に「恋はアツアツ亜熱帯」という歌詞があるんですが……当時「日本は温帯だし~」とツッコんでいたのに……負けた……恋してなくても亜熱帯だ……orz)
この童話教室はグループレッスン。
いわゆる合評形式で、実作品をもとに「個別」の問題と一般的なこと(原稿の作り方をはじめとした、全員に関わること)をお話しする……というスタイルになっています。
(なっています、というのは、先代から受け継いでるからです)
つまり、生徒さんから作品が提出されない限り成り立たないわけです。
作品なしのときはどうしよう……などと案じていたのですが、びっくり……素晴らしい提出率で、もうすぐ、11月の最終日まで「枠」が埋まるんじゃないかな。
初めて書く方が「書き上げよう、みんなの前に作品を出そう」と思ってくださるのもうれしいし、長く書いている方が「この作品をより良くしたい」と見せてくださるのもうれしい……。
(これは生徒さんたちの雰囲気がいいからでもあると思います、ありがたいことです)
どの作品についても「これは、このようにすればよくなるなぁ」という「未来」が見えるので(わたしは「見る」だけで、書き直すのは作者さんですが)心から、
「改稿して!(がんばって!)」
っていえる……。
教室の本来の目標は「某賞での入選」。
公募は「時の運」もあるので(よい作品がほかにも多く届いている等々)「これなら入選できる」みたいな約束はできないけれど、まずは「前のより良くなった」とか「この表現を見つけた自分すごい」とか、そういう小さな(?)喜びを積んでいってほしいなぁ、なんて思っています。
わたし自身が、未だにそんなふうだからね。
「よくこの一文が書けたな、わたし!」みたいな感動って、大事だと思うの。