9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

犬はしゃべらない

書かねばならない作品の下調べをしました。

コンセプトの指定されている仕事です。

もちろん期限もあります。

あまりのんびりしていられません。

 

それなのに、またしても悪い癖が。

 

擬人化童話が苦手なんです。

ストーリーなどを考えていても、ある瞬間に醒めて「だけどさー、犬はしゃべらないよねー」なんて思ってしまうから。

 

擬人化って……書くのは、人のように暮らす「犬」じゃなくて、犬の姿を借りた「人」だと思うんだけど……。

宇宙人や小人など、とりあえず身近にいない人々なら抵抗ないんだけど(すでにどっちも書いたわ)。

なぜ、犬(の擬人化)だと我に返ってしまうんだろう。

 

現実のわたしは、犬に「わんわん」って吠えられたら「わんわん」って吠え返す(そして娘に呆れられる)くらい、犬と対話(?!)してるのに。

 

いうまでもないですが、擬人化された作品を否定しているわけではないのです。

ワンサくん」も「わんわん物語」も普通に(楽しんで)観てきました。

犬がしゃべる童話を読んでも違和感を持ちません。

桃太郎の家来になる際に「きびだんごをくださいな」といいだしても、全然オッケーなのです。

 

それなのに、自分で書くときには筆が(思考が)止まることがあるわけで……

 

いま書こうとしているのは「犬の童話」ではありません。

講座でも、友人に愚痴るときでも、いつもこの話をしているので。

(「犬はしゃべらない」って思っちゃうんだよー、って)

この記事でも犬に代表を務めてもらっています。

 

 

はたして期限までに仕上がるのか。

執筆とか推敲とか以前に、この「葛藤」からどうにかしないとね。