9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

童話作家はサービス業。

同意されるかどうかは脇に置いて、最近この言葉を口にすることが増えました。

(gotomiwa先生でいることが増えたから、かも?)

童話作家はサービス業だよ、とか、つい言ってしまう……。

 

サービスというと誤解されるかも、ですが、決して「ゴマをすろう」ではないです。

童話の読者に合わせて幼児語を使いましょう……みたいなことでもないのです。

 

それに、「童話」に限らないですよね。

一般小説……いえ、小説以外でも同じ。

句読点を打つこと、改行する(段落を作る)こと、登場人物のセリフごとにカッコでくくること、声に出したセリフと心の声に使うカッコを分けること、「断言」か「問いかけ」かを区別するためにハテナマークをつけること(これができないんですよ、うちの夫は。LINEでは意思の疎通が図れずモメることもあります)……。

「相手(読者)に伝えるために、こちら(書き手)が気を遣う」という意味で、サービスだと思うんです。

 

そんなふうに思っているせいか、最近、添削の文言が変わってきた……(^o^)

「ここ、○○してあげてください」とか書いてる……気がつくと。

たいてい略しているけど、「読んでいる子のために」ですね。

 

「お願い」している自分に笑えてくるけど……これからも書いちゃいそうな気がします。

読者のためによろしく。

って。

 

……で。

以下は余談ですが。

 

上に書いた記号や表記は「表面的なこと」……機械的に直せることが多いです。

もちろんそれだけじゃなく、ストーリーで読者の心を楽しませようとするのも「サービス」だと思う……。

(「楽しませる」というと「笑わせる」をイメージされるかもだけど、「泣かせる」「震え上がらせる」「考え込ませる」等々も含みます)

これに関しては記号問題のようにはパターン化できず(作者の感性の問題というか)添削講評の、いちばんむずかしい部分かも……。

理屈で説明できることと「わたしの個人的な感想」をなるべく分けるようにしているのですが……。

悩みまくることも、多々。

さらに精進が必要です。