説明抜きで書きますので、ご存じない方には申し訳ないのですが、わたし、pixivを利用しております。
(TIGER&BUNNYの二次とかを見たくて登録したので、もう10年くらい前から?)
で、登録していると、いろんなお知らせのメールが来るわけです。
先日、読んで、軽くショックを受けたのが「リクエスト機能」の開始。
規約とか熟読してないけど、
「○○のイラストを描いてください。××円払います」
みたいなシステムらしいです。
もちろん、リクエストされた側は拒否(無視)もできます。
趣味の世界で、クリエイターに対価を……というのは、いいシステム(たぶん?)だと思うんですが、そのこと自体は脇に置いて、
「リクエストに応えられる能力」
って、すごいなぁと思ってしまったの。
自分にもそんな力があったらなぁって。
・・・
「リクエスト機能」ではないけれど、それに近い経験はあります。
公募の童話賞で「○○の童話募集」となっている「○○」は、いわばリクエストだし。
編集者さんからの提案が種になって育った作品もあるし。
そもそも「依頼原稿」っていうのは、対価付きのリクエストなんだし。
応えて、書いて(落選せず、没にならず)賞金や印税をいただいた作品はあるわけですが。
・・・
「●●を書いてください、△△円払います」っていわれる自分を改めて想像したら、怖気づいたといいますか……
△△円にふさわしいものができるだろうか、とか。
書けたはいいけど、がっかりさせないだろうか、とか。
「××円は要りません(ただでいいです)」といいそうになるだろうな、とか。
それは「逃げ」だよね? とか。
この「逃げ」は恥だし、役立たないよね、とか。
いろんな考えがドーッと脳内を巡ってしまったのでした。
そんなのが巡ってる時点で、クリエイターとしてのわたしは「弱い」ってことなんでしょう。
いろいろと考えちゃう新機能なのでした。