最近、この言葉を知りました。
ググってみてもきちんとした定義が見つからない(個人のサイトみたいなところばかりに当たる)ので、わたしの印象を、わたしなりにざっくり説明しますと(つまり、信じないでほしい)、
「はじめてしまえば、やる気が出てくる」
というようなことだと思います。
作業(動くこと)が先で、興奮(やる気が湧く)のが後ってことね。
作業興奮という言葉を知ったのは最近ですが、この現象には心当たりがありまくり。以前から体験しています。
ガンガンにやる気がある状態ではなく、どちらかといえば「しかたなく」仕事のファイルを開いても、気がつけば没頭していたりする……そんなことはしょっちゅうです。
っていうか、はじめる前に「やるぞぉ!」って気合いが入ってることのほうが、まれなのではないかしら。
(注:わたしは怠け者)
ずっと前、たぶん「のうだま」という本だったと思うけど、脳研究の池谷裕二先生が、
「脳は頭蓋骨の中という暗いところに入っているから、目から光(情報)を入れることで動き出す」
みたいなことをおっしゃっていて……(いま手元に本がないので、ニュアンスだけ受け取ってください)。
そのとき、
「ファイルを開いて原稿を見ると、とたんに仕事が続いちゃうのは、脳に光が入ったからなんだな」
なんて、納得していたのです。
作業興奮とは違うかもしれないけど、現象としては同じだと思います。
ホント、「あの言葉、ちょこっと書き換えとこ」と思って原稿を開いただけで、時を忘れて、あたり一面、推敲しまくっちゃったりしますからね。
これからは「やる気」の有無など考えず、「ただ機械的にファイルを開く」(勉強の場合なら「テキストを開く」)で行きます。
それでいいはずです!(たぶん)