今日はブログの趣旨(つまらないことを書く)に反する記事を。
(記事のアップから半日、タイトルの変換ミスに気づきませんでした、ごめんなさい。「漂白」って書いてた……)
わたしが年に10回以上(ときには月に4回とか)上京していたことを知っている人には「ほんまかいな」と思われてしまいそうですが、わたしは出無精です、基本。
そして、旅への欲求がない……
「あの街、あの国へ行ってみたい、あの景色を見てみたい」
とか普段は考えなくて、夫に誘われても「ひとりで行ってきて」というし、”国際語”エスペラントを勉強していても、パスポートを取ったことさえないのです。
今、コロナ禍で(緊急事態宣言も出て)遠くへ行けなくて……ストレスをためている人も多いであろうその中で、「わたしはわりと平気かも」と思っていました。
でも、自分でも驚くことに、この本を読んだとき……読みはじめてまず「ああ、旅をしたい!」と思って、ソワソワ……
帯に「最終話まで読んだとき」とあるけど、わたしのソワソワは第1話からでした。
(もちろん、帯の言葉は「そのとおり」ですよ)
今の仕事を始めてから、深夜バスには数回乗ったことがあります。
東京から名古屋までが微妙に近いのと体力的なことを理由に、数回でやめてしまいましたが。
(夜遅くまで駅前で発車を待たないといけないことと、朝早く着きすぎるのと、体調がよくないときに「個人的地獄」を見たとの、結局帰ったらその日は昼間寝てしまうのとで、「帰宅が深夜になっても新幹線で帰って家で寝るほうがいい」と思い知ったのでした)
だから、深夜バス、長距離バスに乗りたい……というのとはちょっと違うのだけど、行ったことがない街に、ふらっと出かけたいって今、強く思っているのです。
旅好きなのに旅ができずにいる人は多いことでしょう。
そう思い、わがソワソワと共に紹介させていただきました。