9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

漂泊の思ひやまず/「バスクル新宿」(大崎梢)

今日はブログの趣旨(つまらないことを書く)に反する記事を。

 

(記事のアップから半日、タイトルの変換ミスに気づきませんでした、ごめんなさい。「漂白」って書いてた……)

 

わたしが年に10回以上(ときには月に4回とか)上京していたことを知っている人には「ほんまかいな」と思われてしまいそうですが、わたしは出無精です、基本。

そして、旅への欲求がない……

「あの街、あの国へ行ってみたい、あの景色を見てみたい」

とか普段は考えなくて、夫に誘われても「ひとりで行ってきて」というし、”国際語”エスペラントを勉強していても、パスポートを取ったことさえないのです。

 

今、コロナ禍で(緊急事態宣言も出て)遠くへ行けなくて……ストレスをためている人も多いであろうその中で、「わたしはわりと平気かも」と思っていました。

 

でも、自分でも驚くことに、この本を読んだとき……読みはじめてまず「ああ、旅をしたい!」と思って、ソワソワ……

帯に「最終話まで読んだとき」とあるけど、わたしのソワソワは第1話からでした。

(もちろん、帯の言葉は「そのとおり」ですよ)

 

今の仕事を始めてから、深夜バスには数回乗ったことがあります。

東京から名古屋までが微妙に近いのと体力的なことを理由に、数回でやめてしまいましたが。

(夜遅くまで駅前で発車を待たないといけないことと、朝早く着きすぎるのと、体調がよくないときに「個人的地獄」を見たとの、結局帰ったらその日は昼間寝てしまうのとで、「帰宅が深夜になっても新幹線で帰って家で寝るほうがいい」と思い知ったのでした)

 

だから、深夜バス、長距離バスに乗りたい……というのとはちょっと違うのだけど、行ったことがない街に、ふらっと出かけたいって今、強く思っているのです。

 

旅好きなのに旅ができずにいる人は多いことでしょう。

そう思い、わがソワソワと共に紹介させていただきました。

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全部で5話。ちょっと泣いちゃった話もある……