芋虫毛虫類は好きじゃない方も多いと思うし、わたしも写真を撮りそびれてしまったので、今回「本人の写真」はありません。
すみれ類の葉っぱを食べる、ツマグロヒョウモンというちょうちょがいます。
初めて知ったのは、娘たちが小学校から持ち帰ったパンジーの鉢に現れたとき。
すみれは道端などにも咲くので、、毎年姿を見かける(というか「気づく」)ようになりました。
幼虫は、とげとげのある真っ黒な体にオレンジ色の模様がついている……そんな感じです。
毒々しいです。
同じような配色だけど、成虫(ちょうちょ)は色がもっとマイルド。
毎年、近辺のすみれが食べつくされるので、今年は家の敷地内にあるすみれにこっそり肥料をやって、立派に(?)育てました。
今では、それも丸裸。
幼虫の姿をそこで見ることはなかったのに……軸だけが残った状態です。
先日、かなり成長した幼虫(終齢と思われる)が乏しいエサを求めて道を歩いているのを見つけました。
庭を探して、すみれの小さな葉っぱを目の前に置いてみたら……えー、食べてる!?
摘んだ葉だし、人間(わたしね)の匂いがついているから、食べないかも、と思ったのに。
マジで飢えてるの?
それで、公園まで行きました。
雑草はかなり生えているけど、すみれはほとんどなく……。
やっと、誰かのかじり跡がある小さな株を見つけたので、幼虫をそこに移しました。
直接さわれないから、紙の上にのせて引っ越しです。
そばにも小さいすみれがあったし……もっと見つかるかも。
探してください。
がんばって。
(一度見に行ったら、わたしが置いたのとは違うすみれに移っていたから、サナギになるまで、引き続きすみれを探してくれると思い……たい)
日々、レモンの木からはアゲハの幼虫を排除しているわたし。
罪滅ぼしのつもりではありません……それとこれとは別、的な?
すみれだって、エサのために育てられてごめん、だよね……。
ほんと、ごめん……今年、わたしが育てているのは「レモン」、守ったのはツマグロヒョウモンなのです。