今週のお題「かける」
はてなブログがそういっているのですが……「かける」といえば、わたしのまわりでよく話題になるのが、
「プロット、書ける?」
ですね。
というわけで、今日の記事は趣旨に反して「つまらなくない」話題です。
プロとして仕事をしていくなら、現代ではプロット必須と思っておいた方がいいのですが(プロットが通らないと原稿を書かせてもらえない場合がある)作家の中でも「書く」人と「書かない」人と、「書けない」人がいます。
実はわたしは「書けない」派。
まぁ、頭の中に作ってあるわけですが……いや、映しているというべきかな。
その作品のことを何もわからずに書きだす、ということはできませんから。
作品世界や展開のイメージはできているけど、それを文章にするとかえって脱線してしまったりする下手くそぶりなのです。
だから、あえていえば「うまく書けない」派、ですね。
そんなわたしが、プロットの添削も受け付けることになりました。
はじめ、(書けないのに)「受講生さんのプロットに講評が書けるのかな?」と案じたのですが……考えてみたら10年以上続けて……短編では。
連続講座に、書こうとする童話のあらすじを書いていただく課題があるのです。
それも、起承転結に分けて。
主人公の設定を語る課題もある……つまり、複数回に分けてプロット(企画書と呼ぶべきかな)を書いていただいているわけです。
長編のプロットで同じようにできるとは限りませんが、説明文から(こちらの脳内に)映像を「起こす」ことはできる……不備を見つけることなどはできるであろう、と思います。
そう、文章って怖いのです。
言葉を「読む」だけじゃ、わからないんですよ。
文法的にミスがなくても、「映像」に変換すると「ありえん!」ってことが起こったりするのです。
(この人、脚が三本あるわ、とかね)
「脚が三本あるけど、よいですか?」
みたいなご指摘ならできると思い、プロット添削を承ることになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
(スクールのトップにあるのは、もうひとりの先生、鳥野美知子さんです。いいなー、素敵なお写真…)