9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

作家、かもしれない。

今日は、いわゆる「締切」だった……。

 

だった……というのも変だけど(締切が移動したわけじゃないので)すでに原稿を送り出してあり、わたしにとっては締切じゃなくなっているから、過去形にしておきます。

 

最近は、ご依頼を受けたときしか童話を書いていません。

だから、普段は「わたし、もう童話は書けないのかも」という気持ちでいます。

(デビュー前、年間30作くらい応募していたわたしなのに)

 

でも、目の前に書くべき仕事があれば、書けるのね……今でも。

 

とはいえ、一作一作、送り出すたびに「これが最後かも」とは思っています。

この先アイデアが降ってくるかどうか、未来の予知はできないもの。

 

それがいつものことなのだけど、今回は、「今日が締切」の作品を送り出した途端、次の締切までに書くべき童話が、「ぼかっ」と降ってきました。

ほんと、「ぼかっ」としか言いようがないボリュームで……。

 

草稿に近いプロットというか、言葉にできそうな部分を一気にメモして、ひと息ついて、

「なんだ、今の現象は?」

って、しばしボーゼン……。

 

そういうことは初めてじゃないけど、何しろ「わたしは、もう書かないかも」と思っている日々だったので、未だに起こるんだなぁって、驚いたのです。

 

(その直後、趣味の作品のほうにもこれまでになかったアイデアが「ぼんっ」と降ってきたから、なんていうか……底が抜けたみたいな、詰まりが取れたみたいな……そんな状態だったのでしょう)

 

童話を書く仕事をいつまでいただけるかはわかりませんし、最近では「仕事は添削講師」と名乗ることも増えましたが、わたしはまだ、ときどきは作家なのかもしれません。

 

ありがたいことにしばらく途切れそうにない、gotomiwa先生としての「誰かの作品を読む仕事」。

そんな中で「自分の作品を書く時間」も持てたら、それはかなり幸せなことなんじゃないかしら、と思うのでした。

 

いや、ちょっと待って。

「持てたら」じゃないよ、書く時間は「作る」んだよ。

まず、ボーッとする時間を減らしなさいよ。←自分に喝!!!