急逝された作家さんの代役として、今年、思いがけず童話教室に参加させていただきました。
受講されているのは20名、教室の残りはあと1回。
毎回、合評形式で3作ずつ。
最終日まで合評枠が埋まり、今、提出された全作品に目を通したことになります(講評はまだまとめていないけど)。
こんなに長期に、受講される方の顔を見ながら(ときに雑談をしながら)作品を拝見するというのには不慣れで(児文協の創作教室がそれに近かったけど、「リアル」「連続」「グループレッスン」って、それ自体がめずらしくて)いろいろ不備があったことと思います。
すみません……。
今回の教室を通して、改めて、作品って「それを書いた人」が見えてくるのものなんだなぁって……まぁ、「見ながら」だから、そう思うだけなのかもしれませんが、楽しくて、恐ろしいものだと思いました。
その人が「大事にしているもの」が垣間見える、と表現するのがいいのかなぁ。
完全に作った世界(体験等を元にしたものではない作品)だとしても、言葉の選び方、文の配置の仕方、原稿の仕上げ方等々……いろんな点に個性が見える……。
「ってことは、わたしのことも、まわりにバレているのだな」gkbr
アマチュア時代公募マニアだったわたしですから、教室でもばんばん、応募をお勧めしています。
「はい、これ、直して、○○に送ってね」みたいなことを話しているわけです。
今年の受講生さんの中から、どかどか受賞報告が届くようになるといいなー。
これを言葉にすると「きれいごと」に見えるかも……と危惧していますが……危惧しつつ正直に書きますが。
講師の立場で関わったみなさんが、がんがん書いて、どんどん創作好きになって、日々楽しい! 幸せ! となってくれると、わたしが楽しくて幸せなんですよ。
この教室はもうすぐ終わるけど、わたしは、何らかの形で、自分が楽しくて幸せになる仕事を探していくんだと思います。
つまり、それ以外のことからは引退するぞー。
密かに(?)決意を述べて、ばんばんどんどんな記事を終わります。